「死だけが生を定義しうる」家康とゲーテに学ぶ、良い人生を決めるたった一つの大切な事とは
良い人生とは何だろうか。勉強して良い大学に入り、希望する仕事に就く事か?
――いや、その後の逆転など容易く起きる。
良き友と青春を謳歌する事か?
――いや、それは重要な一部だが、しかしそれだけで良い人生が確定するとは思えない。
良き伴侶を見つける事か?
――いや、理想の相手と結婚できても、その後の結婚生活が円満に進む保証はないだろう。
財を成し、子孫は反映し、畳の上で大往生して夫婦ともに同じ墓に入る事か。
――いや。もしそうだとしたら、人は生きている間に良い人生だったと認識す