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薬局の薬剤師の上手な利用方法

こんにちは すとふり です。
前回の記事「お金の勉強をして不安を小さくする」にもたくさんのスキを頂戴しましてありがとうございました。

お金を学べば「お金のことを知らないから漠然と怖い状態」が少しは解消されるかと思います。
ぜひ勉強を続けてください!

さて、今日は「薬局の上手な使い方」についてご紹介します。

私自身、薬局勤務の薬剤師なので、このお客さんは薬局の使い方うまいな~という患者さんを結構知っています。

薬をもらうだけの場所と思っていると、薬局の使い方としてはもったいない部分もあります。
この機会に薬局の上手な使い方について学んでおきましょう!



1. お気に入りの薬剤師を指名する

その薬局にもよるとは思いますが、薬剤師を指名できる場合が多いです。

「かかりつけ薬剤師」という制度もありますが、まずは指名でいいと思います。

薬局に限らず、一回接客を受けてみたり、何回か対応してもらっているうちに、打ち解けてきていろんなことが話せるようになった店員さんっていませんか?

そんな感じで特定の薬剤師と仲良くなっておくと、困ったときに健康相談ができるので、大変便利です。

「前回の薬剤師と話がしたい」
と処方箋提出の段階で喋ってもらえれば、対応してもらえるかと思います。

御指名が入ると薬剤師的にもモチベーションが高まりますので、いろんな情報をくれるようになります。
また薬剤師の記憶にも残りやすく、いろいろ覚えていてもらえるようになります。

ぜひ恥ずかしがらずに指名してみてください!


2. お薬手帳に手書きメモする

これは口下手な方におすすめな方法です。
窓口で聞けないなら、事前に書いておいて、薬をもらう際に回答をもらうといったものです。

また、細かい質問については薬剤師がその場で即答できないこともありますので、時短にもなります。

市販の風邪薬の名前を書いておいて、飲み合わせを確認するなどもいいと思います。

聞き忘れ防止にもいいと思いますよ。


3. 最近起きたことを何気なく話してみる

私は一通り薬の服薬指導を実施した後に雑談タイムを設けています。

特段設けていない薬剤師もいるとは思いますが、どんな薬剤師でも必ず最後に、「何か確認しておきたいことはありますか?」「聞き洩らしはありませんか?」などと聞いてくると思います。

ここが雑談チャンスタイムです。
好きな話題を振っちゃってください
「あんまり関係ない話でもいいですか?」とワンクッション挟めば、何でも話していい流れになりますのでオススメです。

私の場合は患者さんが雑談しやすいように、
最近調子なんか変わったことはありましたか?
調子どうですか?
喋っておきたいことありますか?
顔色良いですけどなんかいいことありました?
などなど、いくつかフリを用意しています。

薬剤師と雑談をするのはメリットがあります

  • 副作用を発見してもらえるかもしれない

  • 何気なく薬の効き目をフィードバックできる

  • 関連する健康アドバイスをもらえることがある

  • 喋っているうちに考えが整理できる

などが挙げられます。

話を聞いてもらえるだけでストレス解消になるという方がいらっしゃれば、どんどん話していいと思います。

雑談を通して、自分の利益になる情報を薬剤師から引き出しましょう!


4. 習慣づけたい事柄を監視してもらう

いつも薬局をご利用中の患者さんで、
Drから「体重を減らすために食事に気を付けること!運動習慣を身に付けるように!」と、きつく言われたという患者さんがおりました。

「きつく言われちゃったけど続かないのわかってるし無理だわ~」と弱気になる患者さん。

患者さんに「一人で続かないなら、○○さんが良ければ毎月この薬局に来た時に経過聞きましょうか?必要に応じてアドバイスもできますし~」と私。

「ぜひお願いします。」
ということで、簡単にルールを設定しました。

毎月来局したときに、何を頑張ったかを簡単に報告するという、簡単なルールです。

3か月ほどして、だんだん体重が減ってきていること、血液検査の結果もよくなってきたとのことを報告してくれました。
併せてストレッチで体が柔らかくなってきたことも嬉しそうに報告してくれました。

ということで、毎月Drからも薬剤師からも監視されるハメになった患者さん。

良い結果が得られるということで、今も続いています。

患者本人曰く、Drは忙しいので食事をどう気を付けるかとか、運動の仕方の具体的なアドバイスは相談しにくいそう。

ということで薬剤師がちょうどいい距離で見ていてくれて、アドバイスをくれたり褒めてくれるのは心強いんだとか

こういう風に薬剤師をうまく使っている方もおられますので参考までに。

5. まとめ

薬局と薬剤師のうまい使い方についてお伝えしました。

薬剤師の友達が身近にいるかというと、ほとんどの方がいないのではないでしょうか。
いると便利そうなのって想像つきますよね?(ついてほしい…)

いつも行っている薬局の薬剤師が、親身になっていろいろ話を聞いてくれるとしたら、どんどん話しかけて仲良くなるのが得策です。

そしていいように情報を引き出すのが、薬剤師のうまい利用方法です。

聞こえは悪いですが、使い倒す勢いでいいと思います。


薬局の薬剤師をうまく利用して、健康を目指しましょう!!



今日も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
参考になったことや、実践してみて役に立ったなど、コメントなどをいただけると大変励みになります。
今後ともよろしくお願いいたします。

--すとふり


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