046 教員として「どう」生きるか
どうやって生きるかなんてことは、誰も他人に教えられないよ。それは、自分自身で見つけるものだ。
私は高校の教員なので、大学受験に向けての進路指導をすることがあります。
その時、やはり大学のどの学部、どの学科、ということを生徒と考えるのですが、行き詰まる時があるんですね。
高校の進路指導って基本的に「何を」するとかしたいとかを考えるわけですが、突き詰めていくと「どう」生きていくか、という問題に、生徒によってはぶち当たります。
これはかなり厄介です。
なぜなら大人でも答えにくい。
あなたは「何を」仕事にしてますか?という問いには答えられると思うんですが、「どう」生きているんですか?という問いには答えにくいでしょう。
今回のコトバの通り、どう生きるかなんて誰も教えられません。自分で見つけるもの。だから生徒にだって本当は教えられないんですが、そこに気づいてしまった生徒に聞かれた時には、自分なりの答えを持っている教員は強いかなと思います。
私自身、いまだに模索中です。
教員だって、人によって「どう」生きるかは、きっと違うと思います。
「どう」生きるかが分かれば、きっと何の仕事してても、メンタルが崩れることは、…無いのかな。どうなんだろ。
ジャマイカ出身、レゲエの先駆者ボブ・マーリーのコトバ。
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