不安障害・パニック障害と診断されてから③

6/23になり、漢方薬局へお伺いする日がやってきました。

緊張しながらお伺いすると男性の薬剤師さんが、症状やこれまでの経緯等を聞いてくださいました。
ある程度話をしたところで「わかりました」「ご自身のことをよくわかっておられます」等仰られました。
そして両方の手首の脈を触られ、舌も見せてくださいと言うことでお見せしました。
この脈と舌を見ることで、体質等がわかられ「あなたは白人みたいな体質です」と仰りました。
いわゆる体を動かさないよりかは、動かした方がいい体質だということでした。
なので仕事も事務職向きではないとも言われました。
ちなみに私の職業は正反対のほとんど座りっぱなしの事務職です。
また運動もウォーキングよりかはジョギングをした方が良いとのことで、ウォーキングをするのであれば少しはやく歩くようにとのことでした。

最後に「大丈夫です。治します」と仰っていただきました。

その日から漢方薬を飲み始めました。
もちろんすぐに効果は出ずで、相変わらず怖い状態が続き、これまでとほぼ同様の症状も続きました。

6月24日にはATMに行きたかったので、母が近所の祖母宅に行くと言うことで自転車に乗り一緒について行きました。
そのままその先にあるATMに1人で行こうとしたのですが、またしても動悸に襲われひとまず祖母宅に行くことにしました。
家に入ると落ち着き、母に付き添ってもらい自転車で3分ぐらいのATMに行きました。
しかし暗証番号や引き出し金額を打ち込んでいる間にまたも動悸に襲われ早く家に帰りたいとなってしまいました。
本来であれば自宅に直で帰ればいいのですが、一旦途中にある祖母宅へもう一度寄ることにしました。
そこで落ち着いてから家に帰りました。

またこの頃は食べるどころか、テレビで料理の映像が流れるだけでも変な感覚に陥るなど状態はかなり悪かったです。

シャワーをした後、髪の毛をドライヤーで乾かすだけでも場合によっては動悸等の症状が出たため、散髪にもいけずかなり伸びた毛をバリカンで剃って丸坊主にしたのもこの頃でした。

7月になってからも日によっては、きつい症状が出た日もありました。

またある時は母がお中元シーズンのため百貨店に行くと言うのですが、ここでも心の奥底でドキドキするような感覚に陥り何とも言えない不安感に襲われました。
今までは父か母が家にいてくれれば大丈夫だったのが、母がどこかへ行くと言うだけで、上記のような症状が出ました。
ただ毎回毎回そうなった訳ではなく、たまに出る症状でした。

そして漢方を飲み始めて1ヶ月も経たない頃のことです。
なおこれは今だからわかることですが、夜中にきつい症状が出たのは7月9日が最後で、起きている間にきつい症状が出たのは7月20日が最後でした。

ちなみにこの頃の私は漢方薬が効くとも効かないとも思わずただ飲んでいただけです。
なので本当に効いていたのです。
あの辛かった症状がピタッと止まってしまったのですから。

ただ元々不安が強いですし、今回のことでさらに不安になっていたので、この頃の私はまだこの先もきつい症状が出るのではないかと思い続けていました。

今回はここまでとさせていただきます。

お読みいただきましてありがとうございました。

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