見出し画像

天気が良い日はホラー映画【リング】

こんにちは。今日まで仕事か...と思いながら業務開始メールを送ったら、なんと休みだった(^q^)あきるです。
派遣先の会社の人、誰一人教えてくれなかったよ。しらなかったよ。

というわけで、早めに起きて、天気も良いのでお洗濯物を干したりしていた午前中。そしてどうぶつの森。午前中の株価は136ベル。昨日の午後よりも35ベル上がっている。まだ...いけるはず!

そんな優雅な午前中を過ごしてお昼ご飯を作っていたら、気分はとってもホラー映画(なんでだよ)。
というわけで、Netflixを漁りました。

ホラー映画は好きですが、怖いものは怖い。御多分に洩れず、怖いと思って見ています。ていうか、怖くなかったら、見ませんよね。
ひとまず、なぜ怖いのにホラー映画が好きなのか、については長くなりそうなので、置いておきます。

正直、アメリカの「きゃーっ!」とか「グシャッ!!」とか「Nooooooo!!」とかっていう気分じゃなかったので、ここは正統派、ジャパニーズホラーを探しました。
そしてたどり着いたのが、やっぱり不朽の名作「リング」。
呪いのビデオ爆誕!の回。つまり、1998年の初期のやつ。

晴れて気候の良い日に「リング」
きっとくる。きっときちゃうよ。いや、来ないで。

1998年公開の映画ですが、今見ても、面白い。
日本ホラーブームの先駆けとして、捉えられているこの作品。ジャパニーズホラーといえば、貞子。始球式でボールを投げたのもまさかの貞子。

中田秀夫監督が「リング」を製作する際に指揮をとられていたのですが、この監督、実はこれより2年前の1996年に公開した「女優霊」の監督も務めています。

ネットで探せばすぐ出てきますが、「女優霊」はあまり怖くないという声が多かったそうです。なんでも、幽霊が思いの外はっきりとカメラで撮られていたため、不気味さがあまり出ていなかったとか。そんなことあるんか。

その反省を活かして、リベンジしたのが「リング」。
確かに貞子は終盤まで温存され、姿を現しても腰まで届く長い髪で顔が隠されているという真逆ぶり。気がつくと、巷で流れる怖い話の女性の霊は、だいたい貞子を模した形で流布されますね。量産型幽霊。たまに赤いコートとかワンピース着て、おしゃれになってるし。

「リング」の何がすごいって、禍々しい幽霊などは終盤までとっとかれまくっているのに、怖い点。みんなが認める恐さ。

何度も見てるとだいぶ冷静になって見れますが、まず、フレームの使い方が嫌。あ、褒めてるんです。
キャラクターをフレームの真ん中に納めずに、左右のどちらかよりに収め、その反対側が何もいないのになぜかフレームインしているこの撮り方。この「何もいない」はずの空間が、やけに気になってしまう。そして、怖いから身構えてしまう。
リングではこの方法で撮っているシーンが多々あって、始終身構えていました。

そして間接的な幽霊の演出。これ、いやらしいですよね。
友人とも話していましたが、普通に生活している中で、こういう場面、あるよね!っていうところで、さりげなく幽霊を差し込んでくるあたり、悪質。
リングだったら、消したテレビに映っていたりとか。
また、フレームアウトしている部分に役者さんの視線や反応が行くのも怖いです。

ちなみに毎回絶望する点が、真昼間に貞子に殺されてる点。
嘘だろ...。夜だけじゃないのかよ!と正直、「幽霊」の概念が覆されました。
...貞子の場合は「幽霊」ではなく「怨霊」か。

ホラー分類される「リング」ですが、サスペンス要素も相まって、いつ見ても面白いです。バックグラウンドが明示されるホラーって、なんていうか、根拠があるから、さらに面白くなりますよね。
夜には見れる気がしないから、気が向いたら今度は「リング2」をみたいですね。

ところで、竹内結子が若すぎて、エンドロール見るまでわからなかったのだけれども...!

おしまい

この記事が参加している募集

頂いたサポートは、note記事へ反映させます! そしてそのサポートから、誰かとの輪が繋がり広がりますように...