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腐海を越えて、山間へ逃避行した連休の話

4連休は桃源郷へ飛んでいた女、あきるです。
転職してからというもの、数年ぶりのカレンダ通りの休日を送ることができております。
さすがに何もしなかったゴールデンウィークはちょっと悲しかったけど...。

今回の4連休は、温泉へ行ってきました。
最後に温泉へ行ったのは、確か2,3年前な気がする...。

1ヶ月くらい前に急遽「温泉行こうぜ!」となり、結構滑り込みで、連れが予約を取ってくれました。
そして、運転もしてくれました。
連れ、ありがとう。ありがとう、連れ。

泊ってきたのは、群馬県が赤城高原にある、赤城高原温泉 山屋蒼月

文字通り、山の中にひっそりと佇んでいる旅館でした。
宿泊日はあいにくの雨で、お散歩コースへ繰り出せなかったのが残念。

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どうやら連れ情報によると、昨年にリニューアルオープンされたそうで、館内はとてもきれいでした。
客室自体は19部屋と比較的少なく、本館、別館、別邸、離れと4セクションに分かれていました。
ちなみに我々が泊った「風待」は別館でした。

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それぞれの客室に露天風呂がついています。
もちろん、体を洗ったりできるシャワールームも別途でついていました。

風呂付個室は2回目だったのですが、1回目は屋内に温泉が設置されており、窓が外に面している形でした。
が、今回は文字通り、露天風呂でした。感動。

評価を読んでいて学んだのですが、露天風呂付個室の難点が、
・お風呂のお湯がぬるい
・湯舟に虫が浮いている
ということ。初めての露天風呂付個室だったので、全くそれに気づきませんでした。
予約をしてから「ははー!」と学んだくらい。

結果的には、お湯はぬるくはなかったし、小さい虫取り網が置かれていたけど、虫なんて一匹も浮いていませんでした。綺麗なもんでさ!
なんなら、お湯が、熱い。入る前に設置されているお水の蛇口をひねっておかないと、入れないくらい。

けれど、個室にお風呂がついていると、時間を気にせず、周りの目も気にせず、気兼ねなく入浴できるので、リラックスできますね。
わたしも連れも飲兵衛なので、日本酒を1瓶持ってきており、お風呂に入りながら飲酒です。
ちなみに、その前の、お夕飯でも飲んでましたけれども!

そうそして、お夕飯がおいしいのなんのって。

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盛り付けとか、器などが可愛くて、語彙力がだいぶ削られました。
連れとは「やばい」と「うまい」で会話を成立させていたくらい。
「これ、やばい」って何回言ったことか。

がしかし、このお夕飯、なかなかの曲者なんです。
どういう点が曲者かというと、量が多い事。
写真のプレートと、お鍋、寒天のような刺身、そしてあんずの食前酒がすでにテーブルには用意されていました。
ここから更に、7,8皿が入れ代わり立ち代わり、目の前に置かれていきます。
一皿一皿は、大層な量ではなかったのですが、それが10皿近く続くとなかなかにおなかいっぱいでした。

おいしかったんですけどね。

そんなわけで、お夕飯で腹十分目を天元突破して、部屋へ戻り、とりあえず、消化促進させてから、お風呂に入りました。

一泊しかできなかったのが悔やまれますが、とっても静かで、青々とした木々の色味が爽やかでした。
そして何より、山間に位置するので、空気が冷たくて、涼しい。
あいにくの雨模様でしたが、晴れた夜の露天風呂は、きっと頭上に星が瞬き、美しいのでしょうね。

是非また、今度は別のお部屋に泊まってみたいです。

ちなみに、野良猫から看板猫へ昇格されたらしい、美人さんが、とにかく人懐っこくてびっくりしました。

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おしまい

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