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2023年のアルバム


1.フィッシュマンズ「宇宙 日本 世田谷」


ダブミュージックと呼ばれる音楽の最高峰かとおもわれるのですが。ギターの奏でる音色、音と音との合間が本当に気持ちいいし、曲と曲の間も本当に気持ちいい。すべてが気持ちいい。音楽は音と空間でできている。音だけでなく、空間を把握した音楽というものは神の領域に達すると思う、

2.Leave Yourself Alone 「Leave Yourself Alone」


まずインディーズの音じゃない。「Race car driver」は男女ボーカルのユニゾン歌唱に轟音ギターが乗っかる。アポカリプス感を感じさせつつも感動的。

3.Moritasaki in the pool 「This is a Portrait of MoritaSaki.」


シューゲイザーなのに優しすぎる。もちろんすごくいい意味で。メロディアスな旋律に囁くようなボーカルが感傷的。存在しなかった夏の風景が淡い画質で脳裏に浮かんでくる。

4.僕らのオープニング「あおとゆめ」


2曲目「さかな紀行」のギターの音が、やるせないのにソリッドなのが素敵すぎると思った。このアルバムは全部を通してそうだ。ボーカルのふわふわしたウィスパーな声質にエッジのきいたギターが乗っている。三月のパンタシアやヨルシカと似ている点が多いが、相対性理論を感じさせる場所も。やるせなさとソリッドなギターのランデブー、カタルシスがおこる。

5.Radiohead 「The bends」


レディへ食わず嫌いでしたが悪いバンドな訳がなかったのでした。

6.ふくろうず「砂漠の流刑地」


初めてこのアルバムを聴いたとき、スーパーカーのような青々しさとやるせなさを全面に感じていた。「二人の仲はどうでも 会いたいなんて言うのさ〜」みたいな。ボーカルの声質が好き。椎名林檎っぽいけどまた違う。シャウトで本当に泣きそうになってしまった。

7.kurayamisaka 「kimi wo omotte iru」


シューゲでありながらメロディーラインが感情を巻き起こしに起こさせるような。感情を揺さぶるような強さも共存する。ちなみに、アルバムに設定されているあらすじを読んだだけで泣きそうになってしまう。私のこと忘れないでね。


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