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葬式というセレモニー。納棺師の納棺から旅立つ別れ。

   納棺師さんを雇い、故人を生きているように扱い、身支度を整え、『天国に旅立つ準備をし』納棺し、お坊さんのお勤め法話からお焼香まであまりにも素晴らしくて、舞台をみたような感動をしてしまいました。




    感動、してしまいました。


   始終、会場に綺麗なメロディーの心が洗われるピアノ曲が流れていて、納棺師からの納棺までも感動したのですが、お坊さんがまた、若手のカッコイイお坊さんがきて、若すぎて大丈夫かな、と不安になったのもなんのその。


    お経の読み方が丁寧、そしていい声で、なんとなくお経の意味まで伝わってくるし、木魚までが、リズム良く、木魚がはじまってお焼香の流れが、流れるような動作で、


   またコロナとか震災とかで離れ離れになっていた親族で生き延びたみんなが、ほぼ駆けつけてくれて。



  なかにはハトコもいて、ハトコは20歳以来会ってなかったから22年振りにあったけど、当時はセブンティーンの読者モデルもした同い年のハトコは相変わらず芸能人のようにスタイルよくて、娘さんも宝塚の学生さんなのかというくらい美しいひとと再婚した旦那さんと来てくれて。


  再婚した旦那さんが庭などの工事をするお仕事で、うちの父親が石材店を紹介した繋がりもあって、旦那さんが葬儀に出たいと話して、またマスク緩和された今だからお墓参りを兼ねてきてくれたようで。ハトコに会うとは思ってなかったけど



   ハトコにもいとこにもSpoonの話はしていない。

     いとこは、Storys.jpは知っているけど、そちらも閉じたし、ただ、そこみていたらSpoonのことも知っていると思うけど、みているかどうかもわからないから、敢えて話はしなかった。



   10代でセブンティーンなど芸能系の仕事もこなしていたハトコは娘ちゃんを、工藤静香が娘にするように音楽系の学校に行かせているらしく、長女がダンス、次女がサックスを習っていると話していました。

    次元が違うから私の配信関連と小説関連の話はしないでおこうと本能が悟る。いつか作家とか誰が聞いても認知されたSpoonとか、世の中に名が通ったら話してもいいかもしれない。聞かれない限り自分から言わない。




    そのハトコが『気をしっかりね!』って肩をさすってくれて、なんか22年振りなのにハトコもスタイルいいまま、しっかり年齢は重ねていてお互い見た目は面影がない。声聞いたらハトコはハトコとわかるけど。


    ハトコは、コロナで全然来れなかった、と。大学生、高校生、再婚相手とのお子さんの一番下の子がうちの下の子と変わらないという。




    法話で、お坊さんも言っていた『お葬式での縁は仏縁だ』と。
  ハトコに再会したのもなにかの縁かもしれない。まあ、冠婚葬祭以外で交流することは、ないんだけれど。



   ここから死をどう受けいれ、生きていくのか。前を向いて生きることこそ、故人への供養になると。



    若いお坊さんの聞きやすいお経と、短すぎず、長すぎない聞きやすい法話と。

    新しい葬儀の形、だった。


   まるで舞台をみているような感動をした。なんて素晴らしいお通夜なのか。お通夜で感動してしまい、明日の葬式も頑張ろうって思えた。葬儀場の葬式はぜひ

  『納棺師からお通夜』をオススメしたい。またお坊さん選びも大切だと思う。




  曹洞宗の若手ホープ。なんと有り難いお話だったことか。宗教の話はあまりすべきでは無いけど、葬式の大切さ。


    『天国へ旅立った』と、本当に思う。お坊さんに送り出された、と感じる素晴らしいお通夜でした。




   尊い、とはこのことかもしれない。

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