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10/24 高校出張授業 ~愛知高校~

こんにちは。先月24日に愛知高校で高校出張授業を実施しました。今回はその授業報告になります。
愛知高校では土曜講座の時間を使わせたいただいて授業を行っているので、色々な考えを授業で聞くことができました。
今回は授業内容に加えて、生徒の意見や感想なども交えて話していきたいと思います。

1. どういった授業をしたのか?


今回は土曜講座90分の時間を使い、授業を行いました。
当日の参加者は21人でした。
愛知高校の土曜講座は全学年対象の希望制となっており、様々な学年やクラスの生徒が参加してくれるので、1人1人が授業に参加しやすいようなキャリア型の授業を行いました。
授業内容としては前回行った滝高校と近いものとなっています。(前回の記事はこちら
ただ、今回は「トビタテ! 留学JAPAN」のプログラムに参加した大学生を招いて、プレゼンやパネルディスカッションを行ってもらいました。
普段の大学生活に加えて留学という新鮮な体験も交えて話してもらいました。
参加してくれた高校生の中には留学に興味を持っている人も多く見受けられ、熱心に質問をしてくれる生徒もいました。

2. 授業に行って思ったこと


今回の授業は前回よりも30分長い授業でした。そのおかげで生徒に話すだけではなく、生徒から質問を受ける時間であったり、生徒自身が考える時間を多くとれたのでより活発な授業を行えました。
参加してくれた生徒には1年生もいて、大学選択よりも文理選択の方で悩んでいるという生徒がいました。
私たちがしているキャリア型の授業では「自分のやりたいことや夢をもって進路選択をしてほしい」ということを大切にしているので、文理選択にもその考えが結び付けられるようにその生徒に話してみました。
すると生徒がなんとなく文理選択をした後の自分がイメージできて選びやすくなったと言ってくれて、得意科目で選ぶ以外にも選択の仕方があるということを知ってもらえて嬉しかったです。

3. 参加者アンケートを見て思ったこと


私たちの授業では参加してもらった生徒に授業前と後でアンケートを回答してもらっています。
その中でキャリア型の授業で大切にしている「将来なりたい姿」についての質問の回答について話したいと思います。

アンケート結果

1. 授業前の質問 「自分の「将来なりたい姿」の明確度はどのくらいと考えますか?」(10段階評価)

この授業前に聞いた質問では回答が全体的に広がっていました。
明確度が高い人の理由としては「なりたい職業が決まっている」「行きたい大学や興味のある学部が見つかっている」というものでした。
今回参加してくれた生徒の半分は進路をどうやって決めるかというよりは大学がどういった場所なのか、何ができるのかということなどを知りたいという感じで授業に参加してもらったんだなと思います。
また一方で明確度が低い人の理由としては「なりたいものが見つかっていない」という意見もありましたが、多くは「文理選択で迷っている」「大学やなりたい職業などが決められない」というものでした。
これは自分自身で人生を左右するかもしれないことを決める経験をしたことがないからだと思いました。
そのような選択をするのは大学選択や文理選択が初めてだという人がほとんどなのでおかしいことではなくて、すでに経験してきた私たちのような大学生から話を聞いたりしてイメージを膨らませていくことが大切だと思います。


今回の授業報告は以上です。
授業アンケートを見て思いましたが、1人で進路選択をするのは本当に難しいことですね。
これは高校生も大学生でも社会人でも起こることだと思うので、ぜひ先輩の話を聞いたり、聞けるイベントや機会に参加して自分の悩みを解消していくことが大切だと思います。
私たちも高校生の悩みに答えられるようにこれからも日々頑張って活動していきたいと思います。


(→次回の授業報告(10/31 至学館高校)へ続く)

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