見出し画像

STÔRINGを始めた理由


初めまして。STÔRING運営のおすぎです。

このメディアが立ち上がってから6ヶ月以上が経過し、
もう少し私たちが何者なのか、どういう思いを込めてこのメディアを運営しているのかを知ってほしいと思い、今更ながらNoteを始めてみました。

そもそもこのメディアは少し特殊です。

映えを意識しないテキスト主流のスタイル。
イラストはあるものの、写真はほとんど使わない。
ストーリーテラーと呼ばれる物語の寄稿者の紹介も少なめ。
ホテルの紹介自体もそれほど多くない。

今時のSNSのトレンドからは真逆の、絶対にフォロワーが増えない仕組みだらけです。

でもあえてその道を選んだのは、「物語」を読んで欲しかったから。

私は代官山蔦屋が大好きなのですが、あの、なんというか歩いているだけでワクワクした気持ちになる感じというか。

本棚を巡りながら、ジャケ買いをしたくなる。どんな物語に出会えるのか、ついつい手に取って眺める時間。

家に帰ってから買った本を読んで、自分の人生と照らし合わせながら、物思いに耽る時間。

そんな私が蔦屋で感じるような至福の時間をSTÔRINGを介してプレゼントしたいと考え、立ち上げました。

そんな偏ったメディアだから、多くのフォロワーなんていらないんです。
というわけではありません。

もっといろんな人にSTÔRINGを知ってほしい。と、常日頃考えています。

でも、ちょっと天邪鬼なので、誰でもいいというわけでもないんです。
これが難しい笑

ストーリーテラーたちの物語に触れて、「また旅に行きたい」「そのホテルに泊まりたい」と感じてみたり。STÔRINGが橋渡しとなり、物語の持つパワーでいろんな人の背中をそっと押してくれる。そんな場所でありたいし、そんな場所を応援してくれる仲間が集まってくれるといいなと思っています。

正直、映える写真を多用したり、世の中に役に立つ情報を提供するほうが、メディアとしても成立しやすいとは思います。

でもまあ、それはそれで他の人にお任せするとして。

私たちはあくまで「物語」で勝負します。
その中に、きっと本質が見え隠れすると思っているから。

例えば、ホテルに泊まったときに感じるサービスの良さって実はなかなか写真では収められないと思っています。
自分の記憶を呼び起こすと、スタッフのちょっとした笑顔や気の利いた一言、さりげない心遣いが実は宿泊施設のハードの部分以上に記憶に残っていたりして。

それを「物語」として紹介することで、本当に良いホテルとの出会いを演出できると信じています。

これからも少しずつNoteで思いを綴っていきたいと思います。

よろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?