駅馬車

自分の表現を磨くために、あえて評釈や感想を加えず、読んだ本の気に入った箇所を書き抜きし…

駅馬車

自分の表現を磨くために、あえて評釈や感想を加えず、読んだ本の気に入った箇所を書き抜きして保存しています。 どんな文章を書き抜くかにその人の精神が表現されると思うのです。 翻訳もします、現在日本語、英語そしてドイツ語に対応します。 誤訳の指摘やオススメありましたらコメントください。

最近の記事

白田秀彰 「インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門」(2006)

本書の内容は、 ネットワークという新しい社会状況に直面する私たちが規範や法律についてどのように考えていくべきかを… 法制史的あるいは法哲学的な根本の部分から説明しようとしたもの

    • デイビッド・T・ジョンソン「アメリカ人のみた日本の死刑」(笹倉香奈訳)(2019)

      第1 日本はなぜ死刑を存置しているのか? P6  1世界中で死刑は衰退している。  先進的な民主主義国家の中で死刑を存置し、定期的に死刑執行を行っているのは、日本とアメリカのみである。 (韓国の最後の死刑執行は1997年、香港は1996年であった。) 2日本ではなぜ死刑が存置されているのか? P9 (1)死刑制度がどのような末路をたどっていくのかに関するもっとも支配的な説明は、国の制度や、国の行為に影響を与える政治プロセスや文化プロセスの観点からのものである。   ア 第一

      • 渡部淳 「アクティブ・ラーニングとは何か」(2020)

        第1 アクティブ・ラーニング、アクティビティとは(本書まえがき、第2章、第4章、第5章) 1アクティブ・ラーニングとは 1頁 アクティブ・ラーニングとは何か、…ひと言でまとめると、プレゼンテーションやディスカッションのようなさまざまなアクティビティ(学習技法)を介して、学習者が能動的に学びに取り組んでいくことを指す言葉である。 38頁 溝上慎一(二〇一四10-11)は、アクティブ・ラーニングを「一方向的な知識伝達型講義を聴くという(受動的)学習を乗り越える意味での、あらゆる

        • 浅川晃広 「知っておきたい入管法 増える外国人と共生できるか」(2019)

          第1外国人の在留資格について  出入国管理及び難民認定法(以下入管法)2条の2 (在留資格及び在留期間) 第二条の二 本邦に在留する外国人は、出入国管理及び難民認定法及び他の法律に特別の規定がある場合を除き、それぞれ、当該外国人に対する上陸許可若しくは当該外国人の取得に係る在留資格(高度専門職の在留資格にあつては別表第一の二の表の高度専門職の項の下欄に掲げる第一号イからハまで又は第二号の区分を含み、特定技能の在留資格にあつては同表の特定技能の項の下欄に掲げる第一号又は第二号の

        白田秀彰 「インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門」(2006)

        • デイビッド・T・ジョンソン「アメリカ人のみた日本の死刑」(笹倉香奈訳)(2019)

        • 渡部淳 「アクティブ・ラーニングとは何か」(2020)

        • 浅川晃広 「知っておきたい入管法 増える外国人と共生できるか」(2019)

          Erich Kästner [Das fliegende Klassenzimmer](1933)

          S.18 >>Der Ernst des Lebens beginnt wirklich nicht erst mit dem Geldverdienen. Er beginnt nicht damit und er hört damit nicht auf.<< 「生きることが大変だっていうことは、お金を稼ぐことになって初めて大変になるということでは決してない。それは、そんなことで始まることもなければ、終わることでもないんだ。」 >> Nur: Macht euch

          Erich Kästner [Das fliegende Klassenzimmer](1933)