見出し画像

息子に期待しすぎて、おかしくなっちゃってた母の話

小5の息子が、塾の算数のテストで97点をとった。
間違えたのは1問だけ。
こう聞くと、
「よくできたね~」
と言うのが一般的な反応だと思うけど、わたしは怒っていた。
間違えたのが問1として最初に何問かある、簡単な計算問題の1つだったからだ。

「こんなとこで間違えてどうすんの⁉︎」

単純な掛け算とか足し算とか、いわゆるテストの助走的な立ち位置にある問題である。
気を抜いていたとしか思えない。
そのあとの、いびつな形の面積や体積を求める問題は全部正解しているし。
おそらくナメてかかって筆算せずに、適当にやって間違えちゃったんだろうなぁ~と思った。

もうひとつ、わたしが怒ってしまう理由がある。
普段から、息子の塾の宿題に、けっこうな時間を割いて付き合っているからだ。

ダンナは息子が何点とっても、
「すごいじゃ~ん」
と言う。
「充分じゃ~ん」「立派だね〜」と。
(息子は80点以上はとることが多い)

でもそれはね、ダンナはまったく息子の宿題に関与してないからですよ。
休みの日だろうが、1分も息子の勉強に付き合わない。
「イライラしちゃうから」
って、それはわたしだって同じなんですよ。
こちとら、そこをグッと抑えて、何回も説明したり、答えを出すまで待ったりして、根気よく付き合っているわけですよ。

「こんだけ時間を費やしているんだから、結果出してよ」

親のエゴですが、どうしてもそう思ってしまう。
でも、ウダウダと怒ったあと、ふと我に返って思いました。

「97点とった息子を、褒められないってなんかおかしくない?」

間違えた1問を取り上げて叱責し、正解した97点部分を褒めないってどうかしている。

わたしがもし、できない部分をひたすら言われ続けて、できてる部分は当たり前だと処理されたりしたら??

…そんな上司がいたらウンザリです。
わたしは息子に期待し過ぎて、そんな上司になってしまっていました。

深く反省。。

期待ってむずかしい。
まったく期待しないのもどうかと思うし、過度に期待しても良くないし。

余談ですが…

「次の塾のテストで1位をとったら、パパが叙々苑のランチに連れてってくれるって」

と言うと、息子さん、1位をとりました。

わたしが叙々苑のサイトを開き、美味しそうなお肉の写真を見せたのが効いたのかな?

…息子はどうやら親の期待より、お肉のご褒美のほうがよっぽどやる気になるみたいです。

この記事が参加している募集

#子どもの成長記録

31,468件

#この経験に学べ

54,146件

最後までお読みいただきありがとうございます!もっとがんばります。