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「目的と手段をはっきりさせる」という意味が、わかるようでわからない話

「目的と手段をはっきりさせないと」
とか、
「手段が目的になっちゃてる」
とかよく言われていますが、ずっとよくわかっていませんでした。
目的と手段ってなんのこと??て感じで。

最近ようやく薄っすらとわかってきました。
でもまだ曖昧です。
だってモノによっては、目的にも手段にもなり得ることってあるよね…?
と思ってしまうのです。

例えば「お金を稼ぐ」ということ。

これは、今のわたしにとっては目的でもあるんだけど、本とか読んでいるとどうやら違うらしい。

「お金を稼ぐことによって得られる『自由』が欲しいんでしょ」
「お金を稼ぐことは手段で、旅行に行くのが目的でしょ」

なんて言われたりします。

たしかにそうなんだけど、じゃあゴールはどこ??と思ってしまって。

「自由になってどうしたいの?」
「旅行に行って、どういう気持ちを味わいたいの?」

と、さらに奥に突っ込むと、これまた目的ではなく手段になる。

「旅行に行くのは手段であって、開放感を味わうのが目的」とか。
延々、キリがないような気がします。

会社のマニュアルなんかだとわかりやすいというか、お勤めしているときには思うところがありました。
「目的」に合わせて「手段」を変えていけばいいのに、古いやり方に固執してるなぁ~とか。
「これムダじゃないですか?二度手間だし省きましょう」
と意見したときに、
「これをやめると、今までやってきた意味がなくなる」
とか言われたりして。
つまり…自分が今までやってきたことがムダだと思いたくないのね、とアホらしい気持ちになったことはありました。
これはもう、手段が目的になっちゃっているわかりやすい例だと思います。

でも人生の目的については、いかんせんわかりにくい。
今のところわたしにとって「お金を稼ぐ」ことは、目的でもあれば手段でもあります。

「目的」の場合、「手段」は…
ライターになって仕事するとか、アルバイトするとか。

「手段」の場合、「目的」は…
USJに行ったとき、ミニオンの二段ベッドがある部屋に子供たちを泊めてやりたい。
星野リゾートに泊まりたい。
二拠点生活したい。
この先ダンナがリストラされたりしても、「大学のお金くらいママが出したるやん」と子供に言いたい。
とか。。。

ボリュームが多いな。
やっぱり手段なのかもしれません。

ちなみに「USJに行ったときにミニオンの部屋に泊まりたい」目的は、リミットが迫っているような気がします。
息子は今年の4月から小6になるし。
中学生になったらさすがに「ミニオン!」とか「二段ベッド!」などには興奮しないだろうし…家族旅行に行くのかどうかすらあやしい。

ダンナはなぜか旅行には消極的で、
「そういうのは、まやこさんの担当でしょ?」
と言われたりする。
いつわたしの担当になったのか???

直近のわたしの目的は「自分の稼ぎで星野リゾートに泊まること」です。
そしてダンナに言わせると、その際は家族もぞろぞろとついてくるそうです。
うーん、おかしいな。。。

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