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特別でない毎日の中で気づきをストックする少しのコツ

ふりかえり」や「気づきの記録」、毎日していますか?

ふりかえりが大切だとわかっていても、「毎日できている」と答えられるひとは少ないのではないでしょうか。新しい気づきや学びなんて、そうそうないとも思ってしまいそうです。

では寝る前の10分間「今日はどんな1日だったかな」と思い起こすことはどうでしょうか。特別なことがなかった1日の連続でも、その1日を毎日10分ふりかえることで成長を実感できるようになるとしたら、ちょっとやってみたいと思いませんか。

「ふりかえり」は意外に簡単に毎日の生活習慣に組み込むことができて、大きな効果があると、多くの方に実感いただきたいと思っています。

今回は「夜10分のふりかえり」の例をご紹介します。

はじめに、頭にすぐ思い浮かんだことから。

✍️  まずは、その日あった印象的な出来事や、頭にすぐ思い浮かんだことがあれば書き出す。
それから1.2.3.の順番に深掘りしていきます。
   1.  感情にフォーカス:それにまつわる感情や感想を書き出す。
   2. なぜを重ねる:「なぜそうなったか」を書き出す。
   3. 抽象化する:他のことにも応用できる学びがないか考える。

例えば……
💭  今日はStockrの初noteを公開できた。(印象的な出来事)
💭  たくさんスキを押してもらえて嬉しかった。(1. 感情)
💭  計画通りに公開できたけど、公開まで予想より時間がかかった。(1. 感想)
💭  アイキャッチ画像を探すのに時間がかかった(2. なぜ)
  💭  ふりかえりや気づきなどのワード検索ではヒットしなかった(2. なぜ)
    💭  成長→山を登るイメージ→「登山」「山」でヒットした(2. なぜ)
💡  画像検索は、固有名詞や具体的な動作など短い単語で検索すると早く目当ての画像を見つけられそう。(3. 抽象化)

画像検索で手間取ったほんの小さなつまずきですが、焦点を当てて「なぜ」を数回重ねることで次の機会に活かせる学びが見つかりました。
2.の「なぜ」と3.の「抽象化」は、その時だけでなく日を置いて改めて考えてみると違う視点が見つかることがあります。

印象的な出来事が思い浮かばなかったときは、焦点を絞っていく。

すぐに思い浮かぶことがあるのはむしろ特別なことがあった日で、とくに思い浮かばない日のほうが多いのではないでしょうか。

✍️ 今日できたことを見つける。
1日の作業タスクでやりきれたことや、いつもよりうまくできたことを探す。
   1. 感情にフォーカス:それにまつわる感情や感想を書き出す。
   2. なぜを重ねる:「なぜできた?」「以前と違うことは?」。
   3. 抽象化する:今後に応用できる学びや、他の誰かの役に立てる情報がないか考える。

✍️ 今日できなかったことを見つける。
やる予定だったのにできなかったことや、小さな失敗や課題を探す。
   1. 感情にフォーカス:それにまつわる感情や感想を書き出す。
   2. なぜを重ねる:「なぜできなかった?」「どうしたらできた?」。
   3. 抽象化する:今後気を付けることや、身につけるべき知識がないか考える。

✍️ 感情のおもむくままに書き込む。
ときには1日嫌なことばかりで思い出すのも億劫な日もあります。そういうときは感情のままに書き込んでみるのも一つの手。

1. 2. 3. の深掘りはほぼ同じ流れですが、毎日全部ふりかえりきれなくても、最初の出来事だけメモして止めて、翌日以降の時間のあるときにゆっくりふりかえっても良いと思います。時間をおいて何度もふりかえると、広く深掘りができます。

今日の夜から、10分間だけ1日のふりかえりの時間を。

「書く」という点においては、手帳やノートのほうが自由度が高いのですが、Stockrの良いところは時間をおいて書き換えられること。そして、Stockrを開きさえすれば自分で何もしなくても定期的に思い起こさせてくれることです。

例えばネガティブな気持ちを書き連ねただけの日も、次にみたとき気持ちがフラットであれば、そのときの自分を慰める言葉を付け足したり、意欲があるときにはまるごとポジティブに書き直すこともできます。
ただ辛かったことを客観的に眺めるだけでも何かしら気づきを得られます。

大事なのは気づきや学びの内容ではなく、毎日ふりかえり、自分自身を見つめ向き合う習慣を持っていること。一気にたくさんのことをインプットできるより、小さなことにも目を止めて気づきを蓄積する手段を持っていることが成長速度を変えてくれると思います。

今日の夜、10分のふりかえりをぜひやってみてください。

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