#41 NPO法人未来経験プロジェクトにインタビューしたら、子どもたちの未来を応援する素敵な活動が見えた。
子ども食堂や地域の支援団体を応援し、地域の素敵な活動を紹介する番組、(株)StockBaseプレゼンツ「集まれ！地域ヒーローズ！」。
第44回放送では子ども食堂や学習支援などを行う、NPO法人未来経験プロジェクトにヒーローインタビューを行いました。
【本日のゲスト：NPO法人未来経験プロジェクト】
団体公式HP：
団体公式SNS：
活動内容を教えてください。
子ども食堂、学習支援、農業体験、職業体験事業を継続する中で、子ども食堂を月４回（１月からは月５回）開催しています。
併せてこどもや保護者の見守り等で、安否確認や相談に乗り、必要があれば日用品も届ける活動も行っています。
学習支援は公民館や子ども食堂の会場を活用して月に４回実施し、農業体験は主に毎週末に子どもたちと一緒に野菜や花を育て収穫した実りを食材へ活用しました。
また、飲食店を子ども食堂化するベルマーレ子ども食堂基金の運営、妊娠期からの子育て支援の「coe」の運営を行っています。
活動を始めたきっかけを教えてください。
子どもが抱っこしてと言うから抱っこするのではなくて、あなたから抱っこさせて、という人になりなさい。
私が児童養護施設で勤務していた時に先輩がくれた言葉です。
虐待の起こらない世界を実現したいと思い活動する中で、問い続け沢山回り道をしてきました。
そしてこの言葉を自問し続けてきました。
虐待の予防をしたいと思い行政で働きましたが、行政は全て自己対応になってしまうので、地域の1人として子どもに出会いつながり続けたいと、これらの活動を始めました。
活動を始めてうれしかったこと・良かったことを教えてください。
子どもたちの成長を見ることができること、保護者や子供たちからこの場所があって良かったと言ってもらったことです。
活動を始めて大変だったことを教えてください。
たくさんのニーズに応えるために人、物、お金の調達がより必要になったこと。
そして、子どもが困難な状況にあることを、地域の人などに理解してもらうことが難しかったことです。
現在団体が必要としている支援があれば教えてください。
ボランティアや食材、資金の寄付、活動を一緒に応援してくれる人がもっと必要だと感じています。
団体の活動を続けていくために地域住民ができる支援を教えてください。
子ども食堂や学習支援の支援だけでなく、ベルマーレ子ども食堂基金の運営、coeの運営に関わってくださる方を募集しています。
また、活動があることの周知や広報を手伝ってくださる方も募集中です。
団体の今後の展望を教えてください。
人数を揃えて0から、1を立ち上げて、地域に移譲していくことです。
地域みんなで子どもを育てる文化を作ること、子どもや保護者から本当に必要なことを聞きながら、事業を立ち上げて、地域の団体や地域と連携をして、子どもたちが歩いて行ける範囲に味方がいる地域を作ることが重要だと思います。
大人がありのまま生きることその生き様を見せることによって、子どもたちが生まれてきてよかったと思えること、夢を描き、その地域の大人が応援する社会を実現したいです。
人は誰かの優しさに触れて初めて自分がありのまま生きていいのだと感じることができるし、自分や周りの人のことを大切に思うことができるようになります。
「何かあったら相談してね」は別れの言葉と一緒で自己責任を求める言葉なのです。 SOSを待つのではなく、誰かが「何もなくても話をしよう」と声をかけてくれるから、話してみようと思うことができるのだと思います。
皆さんと一緒に、子どもたちに「あなたの未来を応援している人がいるよ」と伝えることができたらいいなと思います。 どうかご協力を宜しくお願い致します。
番組情報
(株)StockBase プレゼンツ「集まれ！地域ヒーローズ！」では今後も地域の支援団体の皆さんをお招きし、その活動を応援してまいります！
毎週金曜12 時は金沢シーサイドFM にてお会いしましょう。
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