短歌 もったいないほどの花飾り
それ以上私に歩み寄らないで惨めな気持ちでもう散々よ
絶対に神は私の星空に足を踏み入れないと頑な
これは道あなたは光私にはもったいないほどの花飾り
終わったら涙を拭い悲しみに気づかぬようにしている今も
泣かないで生きてきたので泣いている人が嫌いで許せないのだ
帰りたい家があるなら幸せだまだあの頃に帰りたかった
おおかたの人に嫌われているような気がしてならぬ自尊感情
不機嫌を他人にぶつけられる人お前ら一回死んだらいいよ
うるさいな死ねよお前らつまらない言い訳ばかり並べやがって
粉々に砕けたガラス集めても元の形に戻せないんだ
あなたは僕のたった一人の友達だおもちゃの国に僕も行きたい
苦しいやそう簡単にいかないか立ち上がるのももうごめんだな
好きだって言えなかったな最後まで卒業写真の隣の君に
なぜ彼が亡くなったのかという問いに誰も答えることができない
泣いている君の悲しみ1ミリも支えられない自分が辛い
一歩ずつ大人になったわけでなく君らは錆びていっただけだよ
空について私はいつも考えています生きてる意味を求めて
本当に私は君を知ってると言えるだろうか名前以外に
100%あなたが悪いことなんてないよあいつがなんと言おうと
ひさしぶり今日は君との思い出にありがとうって言える気がする
なぜぼくが死のうとしたか最後まで神様だって知らないだろう
どうしてとあなたに何度尋ねても全ては知らないと答えるの
一切を手放すことにしてみたら一体何が残るのだろう
どうしてもと言うなら僕は温かくあなたの死さえ抱きしめようか
慈しみ私をどうか優しくて悲しい嘘に変えてください
生き辛くなければそれでよいのだが酸素が薄いここはとんでも
寂しさをあなたに一つ渡すときどうせだったら一緒にいよう
父親に愛されたかった人生に終止符を打つぼってりと打つ
信じたいこの目に映る物だけを私が生きていくためだけに
泣きながら自分を殺す泣きながら私を殺す君が泣いてる
大切にしたい誰かを大切な私をひとり守れるように
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