色が飽和する場所 ボクの隠れ家
雨上がりの夕方、ボクは少しだけ足をのばして福井県勝山市にある平泉寺へ行ってきた。
苔寺として有名で梅雨時期の今は見所らしい。
そんな場所に持っているカメラを色々と考えたけど、最終的にはシグマのfpというミラーレスカメラを選択した。
魅力的なカラー表現ができるからボクのお気に入りのカメラ。
fp用のマガジンを作ってるくらい。
平泉寺は山の中腹にあるお寺。苔むした石段を登っていく。この時点でいい空気の中に包まれることが約束されたと思ってワクワクしてる。
入り口の鳥居。大きな木々が聳り立つ中に立っている鳥居はどこか控えめな印象。
木々の葉の緑や苔の緑。それだけでなくて苔に反射した緑がそこかしこに現れてくる。板塀もすっかり緑の仲間入り。
雨にぬれて湿っている石畳は滑りやすい。慎重に一歩ずつ歩みを進める。
ずっと奥まで続く参道。
緑にも様々な色があることを再認識。
緑の中に映える白壁。
地面に生きているものたち。とあるものは群れながら、とあるものは孤独に。
しめ縄が示す意味とそれが表現する空間はボクにシャッターボタンを押させる。ここでは白は特別な意味を持つよう。
一面に覆われた苔と林立する杉に囲まれる。
人によって捉え方は色々あるんだろうけど、ボクは鳥居は一つの結界のような気がして、鳥居をくぐる時はある種の『覚悟』が必要になってくる。
時刻は17時すぎ。すでに観光客はほとんどいない。この空間はボクが独り占め。
草むらの中にたつなんでもない灯籠もいちいちドラマティック。
モノクロにしてみても面白い。
入り口に鎮座している大きな灯籠の上に生えている植物を何気なく撮ったけど、よく見るとチンアナゴみたいでちょっと気持ち悪かったorz
平泉寺はボクが想像している以上の『緑』をぶつけてくる。
フルサイズセンサーを搭載しているSIGMA fpでもカラー情報が飽和するような気になるくらいの『圧倒的な緑』に包まれた。
みんなも梅雨の間に一度行ってみて欲しい。そしてその時はぜひSIGMA fpを持っていって欲しいな。
カラー設定はもちろん『Forest Green』。
そのほかの写真はこっちの記事でも紹介してます。
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