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酒のデメリット② 「気分が落ち込む」

禁酒14日目

 ようやく禁酒2週間達成した。しかし、今日も仕事帰りに、めちゃくちゃハイボールを飲みたくなった。なんとか炭酸水でやり過ごす。体調はますます良い。残業しても、あまり疲れない。ただ昼間、異様な眠気に襲われる。おそらく臓器や脳がアルコールのダメージから回復している好転反応だろう。そのうち、この眠気は収まる。

酒のデメリット② 「気分が落ち込む」

 僕の場合、飲み過ぎた翌日、体のだるさと共に必ず起きる現象だ。飲んでいる時は、気分が良いんだが、その倍返しで、翌日気分が落ち込む。ひどい時には、どうしようも無く、このまま消えてしまいたいと思うこともある。脳細胞の隅々に、アルコールが分解されたあとの残渣がこびりついているのを感じる。少し前のロシア人は、自殺率が世界一であったが、その理由は、ウォッカを飲み過ぎることが、一因である。ウォッカを飲み過ぎて、比較的手に入りやすい拳銃で自殺する、という流れが非常に多いらしい。飲み過ぎた時は、悲観的な思考になりやすく、衝動的に自殺したくなる気持ちが非常に良く分かる。
 統計データ分析家の方の非常に興味深い記事があったので、以下引用する。

ロシアでは飲酒と自殺は縦に馬をつないだ二頭立ての馬車のように同時に増減を繰り返してきた。アルコール消費は2003年から2016年にかけて半減した。このため、ロシア人の1人当りの飲酒量はフランス人やドイツ人より少なくなっている。ロシア人は健康的なライフスタイルを採るようになり、ビールのマーケットシェアは上がり、蒸留酒は下がっている。
 自殺と飲酒は同時進行であるがともに社会的な混乱が原因であろう。ソ連崩壊前にも、しかし、少なくともある程度はアルコールは自殺にむすびついていた。1985年にゴルバチョフ氏はアルコールの生産と流通に厳しい規制を課した。ウォッカの売り上げは1984年から86年にかけて半減した。その時期、男性の自殺率は41%低下し、女性の自殺率も24%低下した。

統計実情データ図録

酒は間違いなく、自殺を誘因する。


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