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何をしてもいいから、何かしろ。

-STEY始動と編集長からのご挨拶-


I figure life is a gift and I don’t intend on wasting it.
(人生は贈り物、だから僕はそれを無駄にするつもりはない。)

映画『タイタニック』より

これは私が惚れ込んだ映画『タイタニック』から、
主人公のジャックが語った台詞である。
そして、次にこう続く。

You never know what hand you’re gonna get dealt next.
You learn to take life as it comes at you to make each day count.

(次にどんな手札が来るかわからない。与えられた人生が来るだけ。
だから1日1日を大切にしたい。)

映画『タイタニック』より

「生きる」とは、プレゼント。
配られた手札、与えられた環境でいかに最大限の役回りができるか。

学生ながら、こんなことを考えこの映画のエンドロールを聴いていた記憶がある。
人生のピークが来る前に1度は観てほしい、『タイタニック』。
ただのラブストーリーじゃない、
この映画の登場人物全員が主人公だと、私は思った。

豪華客船で船旅を満喫していたら、急に氷山に衝突して死ぬ。
なんてことは、非現実だが、
歩いていたら、転んで骨折、
株が暴落して大損失、
なんてことは、今起きるかもしれない。
今これを読んでいるあなたも歩きスマホには要注意してほしい。

とにかく、今やるしかない。
今を生きるあなたに捧げたい今日の一作は、
ジェームズ・キャメロン監督の映画『タイタニック』。

映画『タイタニック』


『タイタニック』は、1912年に起こったイギリスの豪華客船の沈没事件を描いた作品である。本作では、そんな緊迫した状況の中で、登場人物たちが織り成す人間ドラマを描いている。

そう、タイタニックは人間ドラマ

私が強く覚えているシーンがある。
主人公やヒロインと同じく、豪華客船に搭乗していた、
オーケストラ(音楽家)たちである。
彼らは、船の上でヴァイオリンやらコントラバスやらを弾き、
乗客たちを楽しませていたイカしたイギリスの紳士だった。

しかし、ここからである。
氷山にぶつかりタイタニック号が沈没しかかっていたときのこと、
救命ボートへの案内には女性と子供が優先され、男性は後回しにされた。
加えて、タイタニック号は見栄えを良くするために、
乗客数を遥かに下回る数の救命ボートしか用意されてなかったのである。

私ならば、女性や子供を押し退けて救命ボートにしがみついてしまう。

全乗客が焦りと不安で慌てふためいている中、そのオーケストラたちは、
船のど真ん中で演奏を始めたのである。
愛する音楽と心中するため、
音楽家としての責務を全うするため、
解釈は観た人それぞれ違うとは思う。
しかし私は、その彼らの表情に胸を打たれた。

私ならどうする?

あなたならどうする?

本当に人生何があるかわからない。
人生最高だったと思える、その日が来るまでに、
この映画を見て、もう一度自らの生き方を問うてほしい。

そんな作品だった。

このブログでは、私(しんぺい)含めた3人が
グッときた作品と自分の感情を語る。

今日はここら辺で、
それでは。

STEY編集長 しんぺい



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