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どうしても死にたいあなたが最後に見る文章

はろーわーるど
<h1>HelloWorld</h1>
おそらくこのnoteを見ているあなたは死に興味があるでしょう。
生きててつらい、死にたい、生きてても意味がない、死んでももうどうでもいいや。
ごもっともです。

記憶の限りでは、私はベビーベッドに寝かされてた乳幼児からこの感情があります。
結婚して幸せの絶頂である私も、ここに銃があれば銃口を咥えて引き金を引きますし、青酸カリでもあれば緑茶で飲みます。
あべのハルカスの強化ガラスに突撃して、ぶち破って落ちるのもいいでしょう。
それくらい死に興味があります。

生きててつらいし、死んだ方が楽だ。
ごもっともです。
でも私は死のうと思わない。
なぜなら死は禁じ手だからです。
私は国語の先生に言われました。
私の脚本を読んだ先生が
「てふちゃん。登場人物を死なせることは禁じ手なんだよ。そうじゃないと物語はおもしろくならない」
「死」はデウス・エクス・マキナではないのです。

私は高校の時からボイスドラマの脚本を書いてきました。
自分の紡ぐ物語が死によって台無しになるなんて、先生に言われなければ分かりませんでした。
自分の人生という物語を死で終わらせても、ただのつまらない凡愚な結末。
ド派手にハッピーエンドにしたい。と私は思います。

私は何週間か前に死のうとしました。
夫と喧嘩をしたのです。
睡眠薬をできるだけ飲んで寝ました。朝に起きました。
生きててよかったなんて思いませんでした。
とりあえず入院に至らなくてよかった。この先保険に加入する時、入院歴があると厄介なのです。

私は「死」に興味があります。
「死んだ私」に意識はあるのか。
幽霊になってしまうのか。
意識とは脳内のホルモンなのか、それとも人間の知り得ない何かで、死んだら分かるのか。
死にたい。
つらいことから逃げたい。楽になりたい。
ならば逃げるがよろしい。一時的にも楽になればよろしい。
でも死は体験できない。
私はこの世から消え去りたい。私のいない世界を創りたい。
いつか私への記憶が消えた世界が羨ましい。
夫も死んで、私の子どもも死んで、孫も死んで、曾孫も死んで、私という概念が消えた世界が愛おしい。
そんな気持ちでいます。

あなたはどうですか?
あなたの物語をデウス・エクス・マキナで終わらせたいですか?
「死」はハッピーエンドでもバッドエンドでもありません。ただのつまらない結末です。
生きてるから物語は続く。それをどう料理するかは自分次第。
駄作を書きたきゃ死なせりゃいい。
大体の名作で主人公は生きています。
主人公ですらない自分は一体なんなのか?
それはいつか書きます。
脇役としての私を教えます。
それまでは私を追いかけててください。
望む答えがなくとも、手段はある。
では、またね。次は生き続けてるあなたが最初に見る文章を。


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