親との関係が人生に与える影響は大きい

親子関係って人間関係の原点じゃないですか。
最初に人間関係の基礎を学ぶのが親子関係なので、めっちゃ似てしまうってこともあるし、反面教師として全く違う生き方になることもあります。
そして物理的に両親と離れたり、他界してからもその影響は色濃く残ります。

僕の場合は親との関係はよかったと思っていますが、本音で何か語り合ったということはなかったし、どこか他人のような関係だった気がしています。ほとんど干渉されなかったというか、「勉強しなさい」という言葉も一度も言われた記憶がないけど、逆に褒められた記憶も全くないんですよね。

後になって気がついたことですけど、褒められた経験がないだけで、自己肯定感が低くなったようですが、干渉されなかったことで自由奔放な性格になれたことには今も感謝しています。
たぶん干渉されていたら壊れてたんじゃないかなって思うくらい、他人から「ああしろこうしろって」言われるのが大嫌いな性格だったので 笑

でもね、記憶はなくても親を選んだのは自分だし、経験したかったことや学びがやっぱりあるんですよ。
今になって「聞いておけばよかったな〜」ってことがあるので、ご両親が健在の方は、なるべくコミュニケーションを取る時間を作って欲しいですね。

特に子供の頃に親との関係において問題があり、インナーチャイルドが傷ついてしまうと、人生の全ての面で大きく影響が出ます。
例えば虐待されたり繰り返し叱られた経験があって、また叱られるんじゃないかと顔色を見ながら育ってしまうと、自分に自信が持てなかtたり、自分の気持ちを伝えられなかったり、顔も無表情になります。

自我が強く反発できる人もいますが、我慢してきた人はそれ以外の人間関係においても、自分を出せず偽りの自分で生きることになります。

なのでどこかのタイミングでインナーチャイルドの傷を癒すなり浄化させないと、波動が重たくなっちゃうんです。
小山は過去に何人かヒーリングしてきましたけど、その傷が癒された人はそれまでの自分とは全く違うキャラクターになり、生まれ変わったような生き方になりますから、幼少時の辛い体験は、その人の人生に重石をのせてしまうということを、実体験から知っています。

なので重症の人はカウンセリングを受けるなりして、プロの人の力を借りることも必要かと思います。
親子関係は距離が近すぎるので、なかなか気づけないことも多く、仲が良すぎて共依存になることもあるし、本当に難しいなと思います。

もし今、自分の思考パターンで未解決の部分があるなら、親子関係がどうだったのかを掘り下げると、解決の糸口が見つかるかもしれません。
一人になる時間を取り、幼い頃はどんなことがあったのか、どんなことに傷ついたのかをよく見てみるといいでしょう。

そのまま放置していると、今度は自分の子供に同じような体験をさせてしまうこともあるので、自分と向き合う時間は本当に大切です。
なのでゆっくりじっくり親子関係について掘り下げてみてくださいね。