情報の伝わりかたが変わったことの影響は計り知れないほど大きい

このテーマでも何度か記事を書いていますが、「売れる=みんなが知っている」という常識は過去のものです。
昔は売れてるアーティストは誰もが知っていたし、みんなが同じメディアから情報を受け取り共有していたので、逆に知らないと「遅れてるね〜」なんてバカにされることもしばしば。

ところが今は、あるアーティストに対してファンがたくさんいても、そのアーティストの情報に触れることがなければ、その存在を知ることもないし、ましてやファンになることはありません。
情報の伝達方法が大きく変わったからです。

ツイッターやフェイスブックなどなど、SNSでの情報伝達は本人が発信してるので早いし、昔のように取材して記事が掲載される本が発売されるのは1ヶ月後、なんて情報としては遅すぎるわけです。
その間に状況はどんどん変わっていくし。

マスメディアもSNSから情報を拾うことが多いので、もはやその使命を終えるのは予想以上に早いかもです。
商品の流通でもそうですが、中間にいた問屋的なものは必要としなくなったように、マスメディアのように情報を媒介するポジションはいらなくなるからです。
だから「個人で発信」することがめっちゃ重要になるわけです。

情報をマスメディアから受け取る時代は、受け取る情報を選択することはできませんでしたが、今は自分が欲しい情報を探しにいきますよね。
つまり今までは、いらない情報も受け取らなければなりませんでしたが、今は必要なものだけチョイスできるってこと。
この変化によって情報の流れが大きく変わったのです。

自分が発信している情報が、芸能人のように何万人という単位でフォローされていなくても、必要な人には届きます。
その単位が5人とか10人だったとしても、十分貢献していることになるし、あなたが発信する情報を求めてる人がいるってことです。
どこの誰かはわからなくても確実にいるんです。

YouTubeのおかげで一人一人がテレビ局になれるわけだし、音楽でもデザインでも写真でも、好きなように自由にアップできますから、まさに百花繚乱な時代がやってきたのです。
そして全国的に名が知られていなくても、あなたのファンや応援してくれる人たちを増やすことができます。
何かの組織の力を借りなくても、世の中に才能をアピールできるんです。

インターネットは世界を変えました。
何がどう変わったのかをしっかり把握して、自分の活動に活かしていきましょう。
生まれた時にすでにスマホがあった世代は、さらにいろんなものを生み出し、その才能の花を咲かせることでしょう。
本当に面白い時代になりましたね。



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