見出し画像

仕事に対する考え方が大きく変わってきた

個人での仕事が成立しやすくなり、個人事業主として自立することが、昔ほど大変ではなくなったのは、本当に素晴らしいことです。
逆に時代の変化が早過ぎて安定が望めなくなった今は、企業で働くことのリスクも大きくなりました。

それはなぜかというと、会社の中で、ある一部分の仕事だけしていればよかったということは、裏を返せば他のことは知らないしできないということでもあります。
つまり破綻などして会社がなくなったときに、同じような仕事を探せる可能性が極めて少ないので、再就職が難しいのです
わかりやすく言えば「つぶしがきかない」ということ。

「つぶしがきかない」というのは、要するに、その仕事が専門性や特殊性が高すぎたり、職人的な特殊技能が必要であったりしていたので、他のことをしようとしても今までの経験値が役に立たないもしくは役立てにくいということです。

太字部分はこちらから引用しました。
https://dainisinnsotu.com/limited-applicability/

若い人たちと話をしていても、正社員での雇用を望まない人が増えています。これも大きく変わった価値観の一つでしょう。
その親の世代はほとんどの場合、大学を出て安定した企業に就職をすることを望んでいますが、もうその古い価値観を子供に押し付けるのはやめたほうがいいですね。

若い頃一生懸命働いて、ある程度経済的に余裕ができたらセミリタイヤというのも、憧れの生活スタイルの一つでしたが、今の若い人たちは、今すぐセミリタイヤのような生活がしたいのであって、そのためにどこに住んでどんな仕事をするのかを考えています。
今頑張って後で楽をしたいということではないんです。

これね、若いからそんな考え方をするんだね〜ってことではなく、働いてお金を作ってから何かをやるって順番じゃなくて、やりたいことをやって、それが収入につながればいいってことですから、根本的な考え方の違いだし、生活のために収入を得るのではなく、楽しく暮らすためにやりたいことやって収入を得るというのは、まさに今の時代にフィットしています。

最近聞いた話ですが、知り合いの息子さんが、YouTubeチャンネルを開設していることを会社に知られ、副収入を得ているとの判断で、会社から解雇されたそうです。
これも会社が時代の変化に対応できてない例の一つですが、正社員でありたい人もいれば、業務委託でいながら復業を持ちたい人もいるわけです。
つまり雇用形態も幅を持たせないと、人材を確保するのが難しくなるということ。

優秀な人材ほど自立していくことが予想されるので、企業もこの変化のスピードに対応するための対策を大至急講じる必要があるでしょう。
企業といっても所詮人間の集合体です。その一人一人の価値観が大きく変わりつつあるのですから、企業サイドの価値観を押し付けることは、時代の流れに逆行しています。

仕事は収入を得るための手段ではなくなります。
自己実現の方法の一つであり、やりたいことをやるのが仕事なのです。
とりあえず食べるために仕事をするというのは、短期間ならできるかもしれませんが、長期間になるとストレスになります。

もう自分に嘘をつくことはできないし、自分に正直にならないと、本気で辛くなります。地球がそういう波動になったからです。
これは頭で考えることではないので、なんだかわからないけど、もう無理〜ってなるんですよ(笑)
自分のことを大事にして、そして自分のことを最優先に考え、本当はどうしたいのか、どうなりたいのかを真剣に考えてみてくださいね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?