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所有することからシェアする時代へ

モノを所有することが豊かさであり、それがステータスでもありましたが、ここ数年で大きく価値観が変化しました。

昭和の頃は家を建てクルマを持つことが夢だったけど、今は賃貸で住みたい場所を転々とする人もいて、都市部ではカーシェアを利用する人も増えつつあるし、レンタカーもより安価で提供する業者が出てきて、今までの価格体系が崩れてきています。

ミニマムな暮らしが脚光を浴び、最低限のものしか持たない生活がちょっとしたブームになってますが、個人的にも2020年の移住をきっかけにほとんどのモノを処分したので、今は持たない生活が定着しました。
ある友人は、最終的には大きめのスーツケース一個に収まるくらいまで減らしたいと言っていて、極端に聞こえるかもだけど、本当に最近はそんなんでいいと思えるようになってきました。

昭和の頃は完全に洗脳されていて、プール付きの豪邸や別荘、高級車などを所有することが素晴らしいと思い込まされてきました。
マスメディアを使ってコントロールすることが簡単だったので、連日そういう動画やニュースを流しておけば、誰もが憧れるというわかりやすい時代でしたね。

物質的なものから精神的なものへと時代が大きくシフトしたこともあって、人々の暮らしはシンプルになりつつあり、モノを持つことよりも精神的に満たされた毎日を過ごすことが幸せだと気づき始めました。

あの世に帰る時には何一つ持っていけないし、そこで暮らし経験したことが思い出となり、唯一魂の記憶として持ち帰れるのです。
モノをたくさん所有して贅沢な暮らしをすることもいい経験だとは思いますが、手に入れた時がピークで喜びが減衰していくのって、本当の幸せとは言えないと思っていて、毎日が充実していてジワジワと有り難みや幸せを感じることのほうが100倍幸せです。

大量生産&大量消費が経済を支えてきましたが、もうそれも終わりの時を迎えました。仕事も暮らしも生き方も、より人間らしく本質を見失わないようにすることが、今後のテーマとなるでしょう。

自分らしくいて思ったように自己表現をし、それをシェアしていくことで社会に貢献できる素晴らしい時代を迎えたので、自分が持っている能力を最大限活かせるよう工夫し発信しましょう。
必ず受け取ってくれる人はいるし、さらにシェアされて拡散されるようなシステムがすでにあるのですから、あとは行動するするだけですね。



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