人に会ったときの印象は目で決まる

「目は口ほどに物を言う」というじゃないですか。
これって目を見ればわかるってことなんですけど、ジャニー喜多川さんが、タレントをスカウトするときの決め手は目力(めぢから)だったそうで、レコード会社にいた頃の当時の社長が、ジャニーさんがそう言ってたと僕に教えてくれました。

確かに目に力がある人は魅力的で、エネルギーに満ちています。
逆にエネルギーがロスしている人は、目が泳いでいたりウルメイワシのような目をしています。

では何がそうさせるのかということですが、ほとんどの場合、精神面が充実していれば目に力があり、自信を失っていたり嘘がバレるのを恐れたりしていると、その力はなくなります。
これは目が大きいとか小さいとか、まぶたが一重とか二重とか関係なくて、目から発するオーラみたいなものですね。

人と会ったときって、やっぱり目を見ますよね。
会話してる時に視線を外すと「おいおい!どこ見てんだ〜?」ってなるし、アーティストが大きいステージに立つときでも、その視線によって存在感や与えるインパクトが大きく変わります。
今年6月に父親が亡くなったんですけど、最後に会ったのは亡くなる5日前で、今まで見たことがないとても優しい目をしていて、お迎えが近いことを悟りました。

それもこれも全て「目」に起因することです。
それだけ目の役割は重要で、しかも心の状態を驚くほど映し出します。
メイクで美しく見せることもできますが、でもそれは内側からにじみ出る魅力には力が及びません。

人間的な魅力がある人は、心を磨き精神的に充実している人です。
その人がいるだけで場の雰囲気が明るくなるとか、部屋に入ってきただけで気がよくなるとか、そういう人っていますが、それは間違いなく目がキラキラしてる人ですよね。

内側が充実すると、それが外側に現れ魅力となります。
姿形が美しいのも魅力ですが、人としての魅力は、それとは別の何ともいえない雰囲気というか空気感です。
そしてそれが最もわかりやすく現れるのは「目」です。
一般的には見るために目があるという認識ですが、実は目から発するエネルギーが印象を決めています。
そういう認識で人の目を見ると、新たな発見があるので面白いです。
ジーッと見てると怪しまれるので要注意ですけど(笑)





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