最初にイメージがあるから形が出来上がる

ジョン・レノンが「イマジン」の歌詞で繰り返し「想像してごらん」と言っていますが、イメージすること、想像することは「創造」することです。
形あるものもないものも、最初にイメージがあるから出来上がる。
だから想像できるもの、イメージできるものは時間がかかったとしても、形にすることは可能だということ。

タイムマシンだって一人で空を自由に移動する乗り物だって、想像できるということは、いずれ完成するでしょう。
30年前には個人が電話を持ち歩いて、いつでもどこでも通話が可能になるなんて、想像の世界でしかなかったんですから。


ウォルト・ディズニーは、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの完成を見ないまま亡くなりましたが、後を継いだ兄のロイ・ディズニーがインタビューで、弟さんは完成を見ることができなくて、さぞ残念だったでしょうねと言われた時に、弟は完成した姿をすでに見ていたというようなことを言われています。
実際に完成していなくても、リアルに完成した姿が見えていたのは確かだと思いますね。

誰かがイメージしたことが、その後に完成するということを理解する上で、とても重要なのは「熱意」です。
この熱意というのは本当に熱量があって、周りを巻き込むというか、周りの人もその気にさせてしまうエネルギーがあります。

だからどんなに小さいことでもイメージがあるなら形にしてみることです。
それは音楽や絵画でもいいし、文章やオブジェやアクセサリーなどなど、ふっと降りてきたイメージを形にしていく。
それが自分を表現することだからです。
そしてそこには喜びが伴います。

そこで大事なのは自分ができることを過小評価しないこと。
「こんなの別にたいしたことじゃない」とか「これくらい誰にでもできることだ」というような思考が、どれだけ自分の可能性を潰しているか知ってください。

想像し創作することは喜びです。
他人がどう思うかとか、誰かの評価を気にすることは愚かなことです。
子供の頃に好きだったこと、夢中になれたことを思い出して、イメージを膨らませてみるといいでしょう。
イメージが降りてきたら、それをそのまま表現してみてください。





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