人のご縁が与える影響はとても大きい

会社という組織は苦手でしたが、同じ会社に勤める人たちは大好きな人がたくさんいました。刺激ももらったし、何よりも育ててくれた先輩や上司には感謝しかないです。

今考えると当時から「個」を大切にしたかったのだろうし、人間関係には難しい面もあるけど、やっぱり「人」に助けられ支えてもらったから今があるんですよね。

人との出会いによって大きく変わることをたくさん経験してきたし、それは今も変わらないのですが、だからこそ人を大事にし、そのご縁に感謝しなきゃだなと思うことばかりです。

道南に移住してきてからは、嫌だな〜と思う人と出会うこともなく、すぐに打ち解けて一緒にイベントを始めたり、お互い協力しあったりということが頻繁にあります。
そういう意味ではこの土地にご縁があるのだろうし、自分が気づかなかっただけで、以前からこの道南に来ることが予定されていた気すらします。

でも移住することになったきっかけも「人」だし、こちらでいろんな人にご縁を繋いでくださったのも「人」です。
自分から積極的に会いに行って知り合った人もいますが、紹介してもらったことで、人脈が広がるスピードは飛躍的に加速しました。

昔は組織や何らかの集合体で仕事をすることが多かったですけど、これからは「個」と「個」のつながりによって、成し遂げていくことが増えます。
人が集まるという意味では、以前の「組織」と見た目には変わらなくても、それは全く別のエネルギー体です。
自立した「個」の集合体は、それぞれの役割がはっきりしていて、上下関係はないのでコミュニケーションもスムーズです。

そしてお互いが何者であるかを知るために、自ら発信することが重要となります。その情報受け取ることによって見聞を広げることができたり、仕事を発注することができたり、人間性や人柄を知ることもできます。
ですから自分が発信しているコンテンツが、勝手に営業してくれるんですよね。自分から売り込みに行かなくても。

人と人とのつながりによって、協力しあったり刺激を受けたりすることは楽しいものです。
誰も住んでない離れ小島で、一人で生活をしたいという人も稀にいるかもですが、せっかく同じ時代に生まれて知り合ったのなら、そのご縁を大切にし、なるべく長くお付き合いを続けていきたいですね。