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人間は記憶でできている

20年ほど前にある方から教えてもらったのが、この「人間は記憶でできている」という言葉なのですが、最近になってやっと腑に落ちてきました。

体験が記憶として残り、変えようのない事実だとして認識してしまうじゃないですか。それによって過去に悩んだり苦しんだりしたこともありましたが、もういいかなって思ったんですよね。

ある人から嫌みを言われて傷ついたときに、その記憶が自分を支配してしまい、次の日もまた次の日も嫌みを言い続けられてる気になったり、過去に何か大きな失敗したことがあって、それを思い出すたびその時の感情が蘇り、嫌な思いをすることがあります。


よく過去は変えられないと言いますけど、実は変えることができます。
それは捉え方を変えればいいのです。
その体験があったから今があり、それを生かしていけばいいのだと受け入れた時、ガラッと波動が変わるので、思い出すだけで辛かったことが、実はその体験は貴重だったという価値観に変わり、自分の中で浄化されます。

もし他人に対して申し訳ないことをしたという思いを伝えていないのなら、叶ううちにその思いを伝えればいいし、もう会えない相手なら心の中で詫びることでそれは伝わります。
そして詫びたという行為が自分にとって事実として残ります。

波動やエネルギーは目に見えないものだし、言葉で伝えるほど直接的なものではないけど、相手に自覚がなくても必ず伝わるものだし、しかもこれは距離や時間を超えます。

浄化すれば手放すことができるし、また繰り返しその思いがやってくることはありません。事実をどう捉えどうやって消化するのかは、自分が決めることができるのです。
自分次第であるということは自分が主役であるということ。
他人や自分の思いに支配されることなく、自由になりましょう。


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