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自己流でやったほうが自分を生かせる

今まで本当にたくさんの人のお世話になってきたし、師匠と呼べる人もいますが、師匠に対しての最高の恩返しは、師匠を超えていくことだと思ってきました。

師匠を超えるというのは、師匠より大きな仕事をするとか、稼げるようになるとか、有名になるとか、そういうことではありません。
師匠に頼らずとも自立してやっていけるようになるということで、感覚的に超えていけるというか、自分独自の世界を築いていくことであり、それは自分軸がしっかり持てるようになるということでもあります。

師匠という言葉を先生と置き換えてもいいし、自分に対して何らかの影響を与えてくれたり、指南してくれる人のことでもいいのですが、いつまでも教えてもらうという立場でいると、その人ありきの自分になってしまうことがあります。場合によっては依存してしまったりね。

ある時期集中して指導を受けることがあっても、やがては自立し、自己流でやっていけるようになることが大事で、特に現代ではSNSなどで自己表現が自由にできるようになったので、参考になる情報を探しながら見様見真似で始めることもできます。

思ったようにやればいいし、自己流を貫いていっていいです。
誰かの指示を受けたり、教えてもらわなければできないという思い込みは捨てて、あなたがジャンルになりブランドになればいいのですから、何かの枠に当てはめようとしなくていいのです。

最初は誰かの影響を大きく受けたとしても、そこから自己流に切り替えたくなる時期は必ずやってきます。
特に音楽の世界ではよくあることですが、影響を受けたアーティストに似た音楽性からスタートし、やがていろんなアプローチをしながら自分色に変えていくというプロセスは、音楽家にとっても成長の証なので、通らざるを得ない道なのかもしれません。

なのでやり方が間違ってるんじゃないかとか、これでいいのだろうか?って迷う必要はなくて、落合博満さんじゃないですけどオレ流でいいんです。
オレ流、自己流、我流などと言い方はいろいろありますが、自分が思った通りにやればいいんですよ。
それが自分であり、結果的に自分を生かすことになるからです。

もちろんやりながら工夫したり修正を加えるのは必要ですが、思いっきり自分を出すことや自分色に染めることは楽しいし、それが評価された時には喜びも大きいです。
ぜひ人生のクリエイターとして、思い切って自分を表現してください。
自分が設定した制限を外し可能性にかけてみるのは、不安もあるかもだけど楽しいものですからね。





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