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自然災害の恐ろしさを痛感

先日の台風15号は静岡県内で甚大な被害を及ぼしましたが、高校の後輩(高校生の頃は静岡市清水区に住んでいました)から今も断水が続く状況を聞いて心を痛めています。

思えば高校一年生の七夕の日に、同じように台風の影響で七夕豪雨と呼ばれる大雨が降り、多くの家が浸水し、死者も多数出ました。
当時被災された方達の家の消毒に高校生が駆り出され、その悲惨な状況を目の当たりにしたことは今も忘れません。

被害にあった同級生の家に遊びにいくと、壁の色が浸水したとこを境に上と下で色が変わっていたり、ピアノが楽器として機能しないまま放置されていたり、家業の存続が不可能になり、引越しや転職を余儀なくされる方たちが多数いました。

今回の豪雨でこうやって災害は繰り返すのだということを見ながら、人間ができることの限界はあるのだけれども、そこにどうやって対応し、自然と向き合いお付き合いしていくかということなのだと、あらためて考えさせられました。

東日本大震災の時も話題になりましたが、遠い過去に同じような規模の津波で被害を受けたことがあり、ここから海側に家を立ててはならないというような文言が刻まれた石碑があったのに、それでも人間は大丈夫だろうと思って家を建ててしまう生き物であることも事実です。

これからどんな災害があるのかは全く想像つきませんし、想像を絶するようなこともあるかもしれません。
不安を煽るつもりはありませんが、そういう時代に生きているという自覚が必要で、古いものが終わっていくというのは、自然災害でリセットされることも含まれています。

ただそこに気持ちがフォーカスしてばかりいると気持ちが落ちるので、起こることに対しては受け入れ、そこからどうやって立ち直っていくかしかないですね。大いなる転換期を生き抜くには、いちいち足を止めて落ち込んでいる暇はないでしょうし、だからこそ家族や仲間を大切にして、みんなで乗り切っていきたいものですね。








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