本物を見分けられるひとになる

時代が大きく変わり始め、大きい組織で物事を運営管理する体制が終わり、個人レベルで発信し繋がり、コミュニティーが力を発揮するようになりました。それぞれが自由に表現できるようになったことで、インターネット上に多種多様な情報が存在するのは素晴らしいことです。
それと同時に、何が自分にとって有効な情報で、必要のないものはどれなのかと言う選定は各自に任されています。

政治家、経営者、宗教家、教師、音楽家、スポーツマン、医師などなど、全ての業種に通じることですが、素晴らしい人格者もいれば、そうでない人もいます。僕はずっと音楽に関わってきたのでこれだけは言えますが、素晴らしい歌手や演奏家だったとしても、人間的に問題がある人は、必ず弾かれていきます。誰も相手にしなくなるからです。
やはり人格者であることが、素晴らしいミュージシャンである条件なのだということですね。

ここ何十年も売り上げ重視の時代が続いていて、その価値観ももう終わろうとしていますが、それに変わろうとしているのがフォロワー数なのかもしれません。フォロワー数が多いから凄い人なのだろうとか、フォロワー数が多いから確かな情報なのだろうという勘違いは避けたいものです。

それはあくまでも一つの目安であり参考とするものではありますが、内容はお粗末である場合もあるし、表面的には上手に作られているけれども、実はは薄っぺらいということもあります。
要は数字に振り回されないで、あくまでも中身で判断できる自分でいなければなりません。

僕自身もYouTubeから情報を得ることが多いのですが、登録者数や再生回数に関係なく内容の濃いものもありますし、ずっと追いかけていた人が有名になるに従ってズレていってしまうこともあります。
もしこの人だ!という出会いがあったとしても、盲信してのめり込まないこと、依存しないことが大切です。

そういう意味では常に客観的に見る視点は必要で、さらに本質を見抜く感性を育てることができればいいですね。本質を見抜く感性とは、表面的なことに左右されずに、その内容の密度や波動で本質をキャッチできること。

自分の波動を上げていけば、自ずと合わないものはわかるし、感覚も研ぎ澄まされていきます。匂いに敏感になるというか、雰囲気でわかるというか。
言葉ではなかなか伝えづらいのですが、数字やハッタリに誤魔化されないように、波動を上げてしっかり自分軸を保つこと。これに限ります。

怪しく聞こえるかもですが、この記事を読むと気分が上がったりスッキリする人もいるでしょう。
これはお互い様ですが、僕自身もいろんな人がシェアしている動画や記事を見て波動が上がることがあります。
自分の感性を磨くことで、必要な情報を賢く選択していきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?