大切なパートナーである楽器の扱い方で音楽に対する姿勢がわかる

腕のある素晴らしいミュージシャンは必ずと言っていいほど楽器を大切にします。
だから使用している楽器を見れば、その人の音楽に対する姿勢はわかるものです。

わかりやすく言うと、愛情を持って楽器と接している人たちは、創る作品も演奏する音にも愛情があります。
その波動が伝わるから聴く側にとって心地いいものになるんです。

これは金額に比例しません。
苦労して買った金額が高い楽器だから大切にするとか、友人から安く譲り受けて傷だらけだから粗末な扱いをするということではないんです。
状態がどうであってもいつも磨いてピカピカにしているとか、埃がかからないように工夫をするとか、定期的にメンテナンスをするとか、大事に扱っているとそれに応えて長持ちするしいい音も出してくれるものです。

「物にも心がある」という言い方をする人もいますが、それは本当だと思うし、もしミュージシャンとしてこういうことが理解できていないとしたら、それは残念なことだと思いますね。


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