多様性を認め受け入れる

日本は島国で単一民族ですが、他の国の文化を取り入れることは、歴史的に見ても上手な民族ですよね。
外から来たものに独自のアレンジを加え、あたかもオリジナルのように仕上げてしまうのは、日本独特の文化なのかもしれません。

それに加えて茶道や書道や華道など、生活の一部を切り取って「道」に昇華させる才能は、本当に素晴らしいと思います。
反面、よそ者を受け入れないとか、村八分のようなことが行われたことも事実ですが、これから先は特に、多様性を受け入れるということが重要なテーマになってくるでしょう。

学校教育で平均的になるように教育されてきたので、なかなかその呪縛から逃れるのは難しいかもしれませんが、もうそんなことを言っている場合ではないし、「みんな一緒」をやめる時期がきていることを痛感します。
そもそも制服を着て学校に行くということ自体が不自然だし、それぞれの個性を伸ばして行くような教育に変わっていかないと、危険だとすら感じます。

もし「普通」でいることで安心するような思考でいるとしたら、これだけの勢いで変化していく時代なのですから、そもそも「普通」という概念なんてないということを知ったほうがいいです。
生き方や考え方や習慣など、もっとも多く採用されていることが「普通」なことだと思っていたら、それは思考が停止してると言わざるを得ません。
完全に洗脳されています。

みんな一緒で依存し合う価値観から脱却して、それぞれが自立して個性を発揮し、お互いがサポートしあえるような環境に変えなければなりません。
それには多様性を認め受け入れるという感覚を身につける必要があります。
他人のことをとやかく言う筋合いは本来ありません。
それよりまず自分を確立することが先です。

自分は自分、他人は他人ということでいいじゃないですか。
もう過去の価値観に縛られず、「自分がどうなりたいのか」をよく考え、行動に移しましょう。他人の目を気にしたり、何か言われるんじゃないかって不安にならなくていいです。
それは、まもなく他人のことなんか構ってられないくらい、地球がカオスになるからです。もう何が起きても不思議はないし、元の生活には戻れないことは確実なのですから。

これからやってくる大波を乗り切るためにも、他人のことに目を向けるのではなく、まず自分を確立し、多様性を認め受け入れ、思い込んでいることによって不自由になっている思考をやめ、本来自由であることを思い出していきたいものです。



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