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生きている限り

最近、彼女の財布が奪われた。
トイレに置いておいてきてしまったものが、
数分後、席を立った後に無くなってしまったようだ。
数万円が無くなり、カードも紛失届を提出し、
免許も再発行が必要となったようだ。

私は財布はなくしたことはないが、
鍵をなくすことはよくある。
なくしものは生きている限り、つきものである。

でも、悲観的になることはない。
生きている限り、人間はすべてを奪われることはない。

人生において、
友人や恋人との別れ、大事なものをなくしたり、
自分の手から離れてしまうことがある。

生きている以上は、仕方のないリスクである。

たとえ、それを拒んだとしても、
別な何かが奪われるかもしれない。

失って初めて、大切さ、ありがたみを気づくことができる。


いまは奪われていない、あるものに感謝できると、素敵だと思う。
奪われてからありがたみを感じるぐらいであれば、
今あるうちに、とことん、感謝しよう。

生きている限り、その感謝に気付ければ幸せが訪れる。

生きている限り、大丈夫。
自分の人生は奪われることはないから。

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