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○○は「お局様」が握っている?!

○○に入る言葉は実は沢山あります。

デジタル化の成功
法改正への最短距離
困ったちゃん対応のカギ

などなど。

「お局様」と聞くと後輩をいびり倒しているような人が?と思う方もいるかもしれません。(後輩いじめをしてなくても、お局様と呼ばれてしまう人っていますし!)

しかし、実際には人望があり、経験も豊富、コミュニケーション能力にも長けていてバランスがとれている方でないと、この○○を握るポジションは難しいです。そうはいっても社内での属性やキャリアでは「お局様」がしっくりきてしまうので、あえてこの言葉を使います。

ここからは、デジタル化を推進する上で、具体的にどういう人が求められる人物像なのか深堀したいと思います。

ITスキルは必要なし!”現場を知っている”ことが武器になる

・少しずつ改善、変更されてきた社内の暗黙のルールを熟知している。
・過去の失敗や、不思議ルールができた過程を知っている。
・この人の業務はアンタッチャブル!最小限の変更に止めよ!

こんな煮ても焼いても食えないような情報が意外と役に立ったりします。あなたの会社に蔓延る言語化されていないアンタッチャブルなルールはありませんか?

一見無駄のような業務がなぜあるのか理由を知っている。それこそが業務をデジタル化するうえで重要だったりします。

業務をデジタル化するために現状把握をする段階で、システム会社や情シスに現況業務を話す機会があるかもしれません。自分が大したことないと思っている情報が重要である場合があるし、それが重要かどうかを相対的に判断するにも情報がないと検討も判断もできません。

宝の山のような情報がその人の頭の中に眠っている可能性があるのです。重要なのは現場のスペシャリストであることで、データ分析や処理が得意である必要はないのです。それこそ、専門の方にお願いしましょう。

特別なスキルを持った人が、どれだけ時間をかけてもたどり着けない事実や現場が抱える問題。それに一瞬でたどり着くヒントや、デジタル化を進めていく上で必ず通る、社内の均衡を保ちつつ、業務改革を円滑に進めるための鍵が、その人の頭の中に眠っている可能性があるのです。

社歴と人脈、過去の経験と実績が活きる

・自分は分からなくても、だれがその情報を知っているか知っている。
・誰とでも話せて、情報通。自然と現場のお困りごとの情報が入ってくる。
・肩書とは関係ないパワーバランスを熟知している。
・過去の仕事ぶりで、信頼や信用を獲得している。

伊達に長い期間、働いていない!どれだけ新しい人が増えようと、上司が変わろうと、新しい業務が増えようと、キーパーソンとなる人は変わらないことが多いです。(その人が辞めない限り)

部署を超えてキーパーソンに最短でアクセスでき、相手も「まぁ、あなたに聞かれちゃ、答えないわけにはいかないね」「前に助けてもらったし、協力しますよ」といった信頼関係を構築できている。

そういった人材が重宝されるでしょう。

あれ?それってあの人かも?と思い当たる人がいたら、是非ともデジタル化業務にアサインしましょう!

その方が忙しすぎて、お願いできない場合は、他の業務を別の方にお願いしてでも関わってもらうようにできると、スピードも結果も全然変わってきますよ。

社内にそんな人はいない!そんな時には?

そんな会社は、システム会社の導入サポートも含めて予算を取れるようにしましょう!

システムは安くはありませんが、何も知識がない人が、無理矢理作ると後々使いにくいシステムになってしまうリスクもあります。

ケチるとあとが大変なのもシステムあるある。導入をミスると何年も引きずります。

どうせ入れるならちゃんと現状を把握して、一緒に考えてくれる導入サポートがあるシステム会社を選ぶことをオススメします!

"コールセンターがあります!"
"いつでもチャット相談出来ます"

は、導入サポートじゃないです。

サポート内容についても比較検討すれば、各社の特徴からどんなサポートが自社に必要なのか見えてくるでしょう。

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