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【映画】「今夜、世界からこの恋が消えても」

邦画によくあるどちらかが死んでしまうのと、「50回目のファーストキス」や「掟上今日子の備忘録」のような前向性健忘で日々の記憶が無くなるという、ハイブリッド映画なんだけど、主演の2人が美男美女過ぎたのと、友達役の古川琴音ちゃんと松本穂香さんの演技と脚本がよかったので、最後まで飽きずに、途中から泣きながら鑑賞しました。

音楽は亀田誠治さんだし、脚本は「君の膵臓をたべたい」の月川翔さんと明け方の若者たちの松本花奈さんのタッグ。監督は「ソラニン」や「思い思われ、ふりふられ」の三木孝浩監督。そういえばこの前見たタングもこの監督だったなぁ~

台詞回しなどがキザ過ぎると恥ずかしくなってしまうけど、そういうのもなく、すんなり見れた気がする。

少し手のかかる症状を抱えた人を透や泉ちゃんのように、サポートしてくれる人、映画ではよく見るけど現実世界ではどれぐらいの人が出来るんだろう。

一条岬さんの原作本




ネタバレ✂︎---------------------------

記憶を失ってしまう相手の日記を楽しい事で埋める。思い出せない事も全て受け止めて、付き合っていく。

これからそんな未来が私におとずれた時、自分には出来るかな?そんな事を考えながら見ていた。

手続き記憶、自転車に乗るとか歌うとかの身体が覚える系のテクニックは過去の記憶が消えても失われることが無いので、絵を描き続け、記憶が無くても彼の事を描きたいと思う真織の心に最後、打たれました。

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映画感想文

NYでフリーランスのライターと日本語の先生をしています。どこまでも自由になるため、どこにいても稼げるようなシステムを構築しようと奮闘中。