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【コラム】大事なプレゼン痛恨のミス、9回裏で少々笑顔

神戸シュタイナーハウスで今年の夏から始める新企画「哲楽cafe ピーチクパーク」。大人が気軽に集まって、ひとつのテーマをゆっくりしゃべろう、という安心安全な対話の場を目指しています。

外から何かサポートいただけたらいいなと思って、1か月くらい前から、プレゼンの仕方、みたいな本も買って、そのための資料を作りだしていました。

人前で何かをアピールしたり頼んだりするのは苦手だし、大勢の前に立つのも不慣れ。緊張で失敗しないように、話したい内容を一字一句書き出してみた。長すぎたからなんとか半分くらいに削って、読み上げながら時間を測ってみたら、それでもあと2分がどーしても縮まらない。それで、思い切ってプレゼンを3ページくらい減らして、話す内容を削って削って削って…、やっと10分に縮められたのが、昨日。

な~~~~んてことを、ここんとこず~っとやってて、その上で挑んだ、今日のプレゼン本番。時間配分も内容もバッチリ大丈夫だったはずだったのに、やってみたら、あろうことか、一番大事な「この企画による個人的・社会的効果」を説明する前に時間切れになってしまいました。

うっそぉ〜〜〜〜!! マジで??
いや~~~~!! ショック過ぎる~~!!
落ち着きたいあまり、ゆっくりしゃべりすぎた???

申請以来、何度か顔を合わせて顔見知りになっていた窓口の方が、その場のタイムキーパー兼司会だったので、ものすご〜く残念そうに「お時間になりましたのでいったんこれで」って区切って、質疑応答の時間に入りました。

え、ホントにこれで終わりなの? そこ、一言も言わせてもらえないの? まったく??? めっちゃ考えたのに! これこそが肝だったのに~~!

「うわ~、一番言いたいことが言えなかった〜〜〜」と、内心、衝撃を受ける私の気持ちが、その場の審査員の方々にも伝わっていて、みなさんも「あらら、最後まで言いたかっただろうね〜」という同情気味の表情をしておられたのが、痛恨のエラーの中での小さな慰めでした。

でも、やっぱり「期待できる個人的・社会的効果」はどーしてもお伝えしたかったなぁ…。そう思いつつ質疑応答も終了。退場間際、急に「次の人と交代する間なら読んでもらえる!」とひらめいて、「これ出しときます!!」って言い捨てて(説明はできなかったけど)スクリーンに、今日一番伝えたかった画面を出して歩み去りました。

背後でクスクス笑いが起こっていたのが、「何してんねん、でも上手く出せて良かったね」みたいな温かい意味に感じられたのは、たぶん気のせいじゃないはず。審査員のみなさん、読んでくれたと信じています!

控室で一緒だった次の方が、すれ違いざま「緊張しました?」って聞いてくださいました。思わず、さっきの自分のどさくさ紛れの行動がちょっと楽しくて「なんか…思ったより楽しかったです」って言ってしまった。いや違う、そのコメントも違うぞ、私!!

あ~、ホントに私ってバカっぽい。何でもソツなくちゃっちゃとできる人がうらやましい。けど仕方ない。私はこの程度だもの。この程度を駆使して生きていけばいいのよ(^^;)。

まぁ、とにかく、やっとプレゼンが終わって、つかの間の解放感です~~。
いい結果が出ますように!

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