#104「海外生活で馴染めない」問題をなくす最初の一歩
「海外生活で馴染めない」「留学先でなかなか周りに馴染めない」これは海外で生きる日本人によくある問題でしょう。それにはいくつかの理由があります。言語の障壁に問題の焦点を当てている人に欠けている問題だと思います。もはや言葉だけが悩みの種ではないのです。他にも気を配らないといけないことがあります。
そこで、もう悩まずに済む、あっという間に周りにうまく馴染むための方法を一つ紹介します。努力はそこまで必要としません。その気になれば、いつでもどこでも簡単にできます。「馴染めない…どうしよう…」を克服する突破口になります。
その効果的なやり方は、ファッションのコーディネートを変えてみることです。つまり、「THE・日本」的な服装から脱却し、その国にあった服装を着こなすことです。
まずＴシャツから変えてみてください。そしてフーディーを着てみてください。さらにパンツ、アウター、小物…と、どんどん着るものを変化させてみてください。すると、自然と自分の頭で考えるようになります。次はこうすればいいかも、これとこれをコーディネートに組んだら似合うかも、という風に。
私は中国で留学したので、中国流ファッションを取り入れました。特に積極的に取り入れたブランドはこの3つです。
≪ブランド≫
・stage hyaline of world（中華圏で歌手、司会者など幅広く活躍する芸能人・羅志祥／ショウ・ルオが手掛けていたストリートファッションブランド）
・NPC（中華圏で歌手、司会者など幅広く活躍する芸能人・潘瑋柏／ウィルバー・パンと李晨／リー・チェンが手掛けるストリートファッションブランド）
・GRACE CHOW（中国人女性インフルエンサー・周揚青／グレース・チョウが手掛けるレディースファッションブランド）
stage hyaline of world
NPC
GRACE CHOW
上記の写真は、私が中国上海にいた時に購入したものの数々です。実際にこれらを参考にして、コーディネートを組み合わせました。これをおしゃれと見るか、おしゃれじゃないと見るかは、人によると思います。ただ2010年代後半の中国では、ストリートファッションといえば、これらが主流でした。
中国に行ったときは、これらのブランド、イチオシです。
実際に私が感じたことは、日本人が中国で日本的なファッションを着こなすと、なんか浮いてしまうことです。それに加えて、日本人が日本で中国的なファッションを着こなすと、これはまたこれで浮いてしまう。このことから、両国のファッションの違いや美的センスの違いが、鮮明に見えてくるのです。
すると、メリットがあります。それは文化についてわかるようになることです。その証拠に、私は中国のストリートカルチャー番組に注目するようになってきました。すでにnoteでさまざまな番組を紹介をしていますよね。また、日本と中国が違うことにも気づきます。それは文化をはじめ、価値観、外見、物事の考え方、趣味嗜好…。何もかもが違うことがわかります。
最大のメリットは、ファッションの潮流に乗ることができることです。いつも最先端のトレンド情報に敏感になります。ファッション情報のいいとこどりをすることができます。ブランドをはじめ、デザイナー、洋服の生地…豆知識がどんどん増えるようにもなります。
そのために重要なことは、よく周りを観察することです。周りの人間をはじめ、芸能人、ファッション雑誌などを見て、ぜひ参考にしてみてください。手軽に始められるので、ノーリスクだと思います。リスクがないのに、魅力的な人になれる可能性があります。それなら試してみたいものですよね。
そして、それに合わせて洋服を着てください。その気候や風土に合ったファッションがあるはずです。それを少しずつ取り入れていくのです。ほとんどの人がやらないので、やった者勝ちです。海外生活に馴染めないと悩んでいるのに、自分を変えずに現状維持をしている人が大半です。それなら、今回提案したやり方を実践し、自分を変化させた人のほうが、あとあと得をしますよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？