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「チーズはどこへ消えた?」(スペンサー・ジョンソン)

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ずっと前に買って読んだ「チーズはどこへ消えた?」(スペンサー・ジョンソン著)を、今日、十何年ぶりかにもう一度、読み返してみた。 やはり内容は深く、また得られた物が違った気がした。…
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2018年6月の記事一覧

「残暑」(小説)

 もう九月は終わろうとしていた。それでも残暑厳しい日はまだ続いていたが、日によって気温の急変が感じられるようになったのは九月の半ば頃だった。今日も朝から日差しが暑いと思えば、夜になると寒く感じるぐらいの温度になっており、翌朝は少し曇っただけかと思えば、やはり肌寒かった。そしてその次の日は快晴に近く、矢張り暑い。前日より三度も気温が上がっている。十月になれば丁度好さそうな季節に感じられるのに、九月は

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精神科医も、やはり人間である。

やはり人の心はとても複雑で、また、千差万別。 なので、どんなに評判の良い有名な精神科医でも、誰にでも万能薬のようになるかと言うと、必ずしもそうではない。ですよね?

精神科医も、 治療法、処方薬については、 日々、勉強し、悩んでいらっしゃいます。

その上、 最善を尽くしても、 患者さんの信頼を得られない、 と言う事も起こり得ます。

患者さんにしてみれば、 「いい医師らしいけど、 なんかちょっ

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地球(せかい)の終焉(おわり)に ~天の邪鬼とガルーダ~

 あれから〇千万年後、とうとう人類の血は途絶え、地球は氷河期となり、海の水さえもほぼ全て凍り付き、全てが流氷の海と化していた。更に○億年後には、他のありとあらゆる屈強な生物さえも生活出来なくなり、ついに絶滅を迎えて、世界の終りが近付こうとしていた頃の事。
 全ての神も仏もこの世からは完全に姿を消しており、異次元で眠りに付くようになっていた。もう自然を自然とは呼べない無秩序の地となっていた。
しかし

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