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自己肯定感

今日は自己肯定感について考えてみたいと思います。なぜ自己肯定感がないのでしょうか?

気がつくと自分に自信がなかったり、何かマイナスに考えてしまうことがあります。そういった自分を奮い立たせるために自己啓発本があります。でもいくら自己啓発本を読んだとしても、それをなかなか習得する事は難しいです。

では、どうやって自己肯定感を育てることができるでしょうか?
1つはマインドフルネスだと思います。マインドフルネスとは今ここにいると言うことに気づくことと言われています。禅で瞑想すること、なかなか禅の修行で瞑想すると言う事はとても難しいことです。背筋を伸ばして何かに寄りかかることなく自分の力で立つこと。これこそが今座っていてできることなのだと実感することです。

ただマインドフルネスの状態を維持するという事は難しいのです。大体1分もしないうちにマインドフルネスは去ってしまいます。

自分への気づきは意外と難しいのです。

では、自分への気づき、マインドフルネスの状態ではない時と言うのは一体どういう状況なのかと言うとマインドレスネスと言う状態です。一般的に自動操縦モードと呼ばれており、自分の思考が勝手に走ってしまいます。
そのため、マイナスの感情を持った時、どんどんひどくなってしまうことがあるのです。
自分には価値がない、自分なんてダメだというようなことを気がついたら延々と考えているような状態のことを指します。その時にマインドフルネスは、はっと自分のことに気づくこと。
これがポイントです。

今自分はマイナスのことを考えていたと気づくことで、マイナスの思考を止めることができます。

よく執着を手放すという話も出てきますが、そういったマイナスにこだわって考えている自分自身の回路を切ってしまうということだと思います。

ここで自己肯定感についての話に戻りたいと思います。このマインドフルネスを使って自己肯定感を学ぶにはどうしたらいいか?
それは自分の中で自分には価値がある。自分には価値がある。自分には価値があると言うことです。
自分のことを自分で言う。
これが自己肯定感になると言うのです。
なので、私はカラオケに行くとスッキリすることがあります。いきなりカラオケの話なんでだと思われると思いますが、歌の歌詞には自分が普段恥ずかしくて言えないような言葉がたくさんあるからです。

例えば大好きだとか、そういう前向きな言葉ですよね。大丈夫とか上を向こうとか前向きになろうとか、そういったメッセージも自分の口で繰り返し言うことなので自己肯定感にプラスになると思うのです。

以前、禅の本で面白い話がありました。修行僧が自分の修行について、自分の名前を呼んで「はい」と返事をする。そういった修行をしていた人がいるそうです。
なぜそういった修行をするかというと、自分であることを忘れてしまう時があるので、たまには自分で自分の名前を呼んで、自分の心の中で自分に返事をする。
それを心の中ではなくて、本当に自分の名前を呼ぶ「はい」自分の名前を呼ぶ「はい」。自分の名前を呼ぶ「はい」と返事するだけで自己肯定感がつくそうです。

今日はマインドフルネスからの自己肯定感のご紹介でした。

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