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DJI OM 4 スマートフォンジンバルの価格とスペックレビュー比較
DJI OM 4 スマートフォンジンバルが発売になりました。
ジンバルスマホでジンバルを使うと手振れの無いヌルヌル動画撮影ができます。しかし、落とし穴があるので「スマホジンバル運用時のポイント」をまとめておきます。
これを抑えれば、スマホジンバルお買い物で失敗しないと思います。(それだけ失敗してきました。とほほ。。。)
スマホジンバルは以下三つが運用上のポイントです。
1:重さと大きさ(本当にポケットに入るか?)
2:軸数(1〜3軸)
3:スティックを伸ばせるか
1:重い、大きすぎると絶対に持ち運ばなくなります。(カバンに入るから、という理由で購入すると、カバンから取り出し、組み上げる手間が増え、本当に撮影したい瞬間を逃します)
2:軸数が多いとヌルヌル度が増します、つまり「1軸だとかなり手ブレ」します。
3:(自撮り棒の様に)スティックが伸ばせると自撮り時の画角が広がり、スマホのインカメラでも複数人が撮影できます。
この辺をポイントに見ていきましょう。
DJI OM 4 スマートフォンジンバルスペック:概要
まずはDJI OM 4の概要です。
コンパクトなスマホ用ジンバル。高度なブレ補正で、スマホでも本格的な映像撮影が可能です。マグネット着脱式デザインでセットアップ時間を短縮。撮影したい瞬間を逃しません。アプリで簡単編集&クイックシェア。様々な音楽テンプレートやフィルターで、動画をカスタマイズして、作品をSNSに簡単に共有できます。[ストーリーモードではカメラワーク/音楽/その他のエフェクトを自動で映像に追加し、わすか数秒で洗練された映像に仕上げます。スピーディーな撮影に、スポーツモード 。 Osmo Mobile 3のスポーツモードは再設計され、スピーディーなアクションも簡単に撮影できるアルゴリズムで完全に最適化されています。
着脱式マグネットが、今回の大きなポイントですね。
DJI OM 4 スマートフォンジンバルスペック:重量
DJI OM 4 スマートフォンジンバルの重量は 390 g (本体)
参考:ジンバル本体が300gを切るのは、
・「3軸」259gの、Hohem iSteady X:約9,000円前後
・「3軸」272gの、FeiyuTech「VLOG pocket」:約8,000円前後
DJI OM 4 スマートフォンジンバルと OM 3 重さ比較
▼DJI OM 4 スマートフォンジンバルと 過去モデルOM 3 重さ比較
DJI OM 4 スマートフォンジンバルスペック:サイズ
サイズ: 276×119.6×103.6 mm (展開状態), 163×99.5×46.5 mm (折りたたんだ状態)
DJI OM 4 スマートフォンジンバルは片手でも持てる範囲ですね。
ただ、390gなので持ち続けるとキツそうです。
ペットボトルの500mlと350mlの中間程度のサイズでしょうか。
対応スマートフォン 重量:230 ± 60 g
対応スマートフォン 厚さ:6.9〜10 mm
対応スマートフォン 幅:67〜84 mm
自分のスマホが支えうるのか要チェックです。
重すぎるとジンバルのモーターで支えきれないことがあります。OM 3 とOM 4の改善ポイントはこの動画310s辺りから参照。
DJI OM 4 スマートフォンジンバルスペック:バッテリー
バッテリー寿命: 15時間 (理想的な条件下でジンバルのバランスが完全に取れた状態で使用した場合)
ジンバル充電ポート:USB-Cなのは有難いですね。
DJI OM 4 スマートフォンジンバルスペック: マグネット設計
DJI OM 4 スマートフォンジンバルで今回の1番のポジティブサプライズは、運用に一番効果的なマグネットでの取り外しです。
DJI OM 4は、流線形の磁気スマートフォンクランプと磁気リングホルダーを備えた動画スタビライザーです。スマートフォンをクランプかリングホルダーに取り付けて、OM 4にくっつけるだけで、すぐに始めることができます。撮影中に電話が来たら、スマートフォンを外し、電話が終わったらまた取り付けてそのまま続けます。
このどちらかをスマホに取り付けていれば、本体へすぐに設置が可能で、撮り逃さないというわけですね。
DJI OM 4 スマートフォンジンバルジンバルスペック:軸数
ヌルヌル動画撮影と、ジンバル本体の重さはトレードオフです。
・DJI: OM 4:390g:3軸
・FeiyuTech:VLOG pocket:272g:3軸
・Hohem iSteady X:259g:Hohem iSteady X:3軸
▲其々の重さと軸数を比較します。
3軸だとモーターも多い分重くなり250gを超えます。
重い方が安定感が得られるのでしょう。
DJI OM 4 スマートフォンジンバルジンバルスペック:スティック
片手で持つタイプですが、類似ジンバルとは異なり、ガッチリ固定型のようです。
自撮りの際には、少し下側を持ち、自分からスマホを遠ざけて撮影する必要がありそうです。
HPの写真を見ると、自撮りというよりも、他者・物などの撮影を意識した製品になります。映画やカメラマンとしての他者撮影に向いていそうです。
DJI OM 4 スマートフォンジンバルスペック:ソフト
DJI OM 4 スマートフォンジンバルのソフト処理で特筆すべきは、パノラマ動画撮影。
複数の場所に同時にいたいと思ったことはありませんか?それができるチャンスです。分身パノラマ動画撮影機能は、一時停止中に次のフレームに移動してポーズを決めることで、複数のショットから1つの雄大なパノラマ写真を作成します。この素晴らしいイリュージョンを後で編集する必要はありません。
レタッチソフトなどではなく、DJI OM 4 スマートフォンジンバルのアプリですぐに使えるのは便利そうです。他にも360s辺りから、タイムラプスやハイパーZoomなどの補正効果があります。
DJI OM 4 スマートフォンジンバルまとめ
DJI OM 4 スマートフォンジンバルは、しっかりした設計の390gで、16,500円と丁度良い価格帯での新製品発表でした。
・DJI: OM 4:390g:3軸:約16,500円
・FeiyuTech:VLOG pocket:272g:3軸:約8,00円前後
・Hohem iSteady X:259g:Hohem iSteady X:3軸:約9,000円前後
DJI OM 4 スマートフォンジンバルかなり安定感があるジンバルにも関わらず、着脱式で直ぐ運用できるようにデザインされた製品です。
DJI OM 4 スマートフォンジンバルのような新製品を直ぐにローンチしてくるDJIの開発力と、製品ライフサイクルの速さには脱帽です。
しっかりした設計の390gで自撮りをし続けるのが辛い場合には、DJI Osmo Actionが便利です。
自撮り時のディスプレーが付いているので自分の画角を確認しながら、VLogが手軽に行えます。
手ぶれ補正も物凄く効くため歩きながら意識しないで持っても、手振れは目立ちません。
スマホ撮影でなくGoPro HERO 9であれば、手振れも気にならず、最強のアクションカムだと思います。
発売から時間は経ちますが、まだ自撮りディスプレーを出せないGoProシリーズと比較して名器だと思います。Amazonの評価も高い!
2020/9/16 Update 最強のソニーフルサイズ一眼カメラ、α7Cが発表されました!史上最強のカメラなので、ぜひ参照ください!
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