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【SONY α7 IIIとα6400を比較】 Youtube動画撮影用一眼カメラを、SONY α7 IIIからα6400に乗り換えた理由

SONY α7 III ILCE-7M3を利用していましたが売却し、SONY α6400 ILCE-6400に乗り換えました。その過程と、結果をまとめます。

結論を急ぐ人はコチラ

・SONYは「カメラ本体」+「レンズ」+「周辺機器」の種類が多い
・Youtuberは何でもオススメしてくる
・結果、何を購入すべきか体系的に纏まっていない

ため、調査時間がかかるのに課題有り。全部買ったらキリがない。

機材選定に時間をかけてたので、一眼初心者の方にとって「思考過程」が参考になればと思います。 

2020/9/16 Update 最強のソニーフルサイズ一眼カメラ、α7Cが発表されました!史上最強のカメラなので、ぜひ参照ください!


α7からα6400に乗り換えた理由

初心者の私としてはSONY α7 III ILCE-7M3と、SONY α6400 ILCE-6400を比較し満足できなかったのは下記です。

・重量
・自撮り確認用ディスプレイ
・リアルタイムトラッキング
・値段

理由1:重量

今回の一番のボトルネックは重量。 軽さは重要なスペック。動画利用の私には α7 III ILCE-7M3は とても重かったです。以下比較です。

α7 3の重さ

約650g(本体)+ 300g(良いレンズ)+自撮り50g棒=約1,000g

α6400の重さ

【SEL1018+自撮り棒】
約400g(本体)+ 225g(SEL1018:良いレンズ!)+自撮り50g棒=675g 

【パンケーキ+自撮り棒】
約400g(本体)+ 70g(lens) + 50g(stick)=520g

【パンケーキ+ソニーシューティンググリップ】

約400g(本体)+ 70g(lens)+ 100g(stick)=570g

新製品でついにBluetooth版がローンチ。「GP-VPT2BT」の大きさは、グリップ状態で約 幅49.5×高さ173.0×奥行42.0mm、重さは約215g。

<その他のカメラ参考比較>【Gopro HERO7 】
117g(本体)+ 50g(stick)+ケース(29g)=196g

画像1

**【SONY RX02 DSC-RX0M2】 **
117g(本体)+ 50g(stick)+ケース(29g)=196g

画像2

【SONY RX100VI DSC-RX100M6:24-200mm】 
270g(本体)+ 50g(stick)=320g

【iPhoneXR】
194g(本体)+ 50g(stick)=244g

カメラ重量のまとめ

α7 III ILCE-7M3は「1kg前後」になり、 牛乳1リットルの バックを持ち歩く感じです。

外での動画撮影時には、ネックになる持ち歩きをしなくなる理由に。。外出先で良いクオリティの絵が取りたい気持ちよりも、重いから持ち歩きたくない気持ちが勝ってしまうのです。

結果、家でしか高クオリティの動画を撮影しないため、低頻度に。

こう考えるとGopro HERP7の軽さ、 手ぶれ補正の精度は、外出先録画時の動画カメラとしては圧勝なのです。

、自撮りディスプレイはありません、この点に関しては、RX02 DSC-RX0M2が優れていますので下記が参考です。ただし、手振れがすごい。

理由2:自撮り用ディスプレイが無い

α7 III ILCE-7M3は、 自撮り用の ディスプレイがないため、 自分以外を撮影することになります。

 写真撮影以外の目的でα7 III ILCE-7M3の 利用頻度が減り、もったいないと感じていた次第です。

しかし、ついにバリアングル搭載のカメラが出てしまう・・コレは欲しい!

だが価格が40万円+レンズ代と、中古車並みの価格だ。。うぅぅ。

理由3:リアルタイムトラッキング

動画を撮影中に被写体が動く時に追従することが難しかったです。

AF-C( オートフォーカスコンティニュアス) という機能がついていおり、 他社のカメラと比べても大変良いスペックではあるのです。

しかし、旅動画を撮影している時に被写体の人が奥行き方向に動くと、 素人には追従し続けることが難しかったのです。

2019年の4月に大型型のソフトウェアアップデートがあり、α7 III ILCE-7M3もリアルタイムトラッキングに対応するかと思いきや、上位機種のα9と 下位機種のα6400 ILCE-6400にのみ 追加されました。

α7 III ILCE-7M3にはリアルタイムトラッキングが対応せず、これが最大の 乗り換え理由となりました。。

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理由4:値段

これは後付になりますが、フルサイズの一眼カメラになると本体もレンズも値段が高いので、下位機種であるAPS-Cの機動力と、本体とレンズの値段を考えてダウングレードしました。

プロではなく趣味運用の私には、スマホ視聴時に上位機種の絵も、中級機種の絵も大きく差異を感じられるほどの目を持っていないのでこれで十分かなと思います。よく見れば当然フルサイズの方が良いですよ。それはわかります。

α7 III ILCE-7M3の利点

一方で上位機種形の利点もあります。

手振れ
α7 III ILCE-7M3には 本体の中に手ぶれ補正がついているため動画撮影をする時には、 手ぶれ防止をすることができるので、旅動画を撮る時には確かに え的にはブレの少ない動画が撮れたと思います。

しかし、前述の通り、 本体+レンズが重くてしんどいため手ブレが増えるというジレンマもありました。

絵のクオリティ
ボケ感や解像度は当然良い。しかし、スマホ視聴では差異がわかりません。カメラ本体品質もさることながら、レンズとの組合せがカメラとしてのアウトプットのため、判断が難しいポイントです

優越感
α6400 ILCE-6400よりもα7 III ILCE-7M3は 上位機種のため 本体としてのクオリティも高いし、物としての重厚さにはかないません。

ハードウェアとしての性能やスペックは α7 III ILCE-7M3の方が良いです。 ちなみにインフルエンサーのゆうこすは α7 III ILCE-7Mを使っています。

まとめ1:レンズについて

一体何のレンズを買えばよいのか、これが素人の私には最初難しかった所です。α7 III ILCE-7M3と、α6400 ILCE-6400ではセンサーサイズが違います。

・α7 III ILCE-7M3:フルサイズ(35mmセンサー)
・α6400 ILCE-6400:APS-C

初心者にとって センサーサイズ という概念で利用できるレンズが違う というのも謎で難しかったです。

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https://www.mapcamera.com/html/20181116_camera_mirrorless/mirrorless.html

ポイントは、レンズは上位機種対応品を買えば、下位機種でも使えるということです。今回の場合、 フルサイズ の方が上位機種でセンサーが大きいものになります。

従い、α7 III ILCE-7M3のレンズはα6400 ILCE-6400でも使えます。

逆に、α6400 ILCE-6400のAPS-C専用レンズは、フルサイズのα7 III ILCE-7M3では使えません。

( 物理的に利用することは出来るのですが 写真の四隅がまあるく黒ずんでしまうのです)

SONY α6400 ILCE-6400に接続する2ch無線マイクのオススメ

レンズではありませんが、待望の2chの無線マイクが出揃ったのでまとめました。今まではRODE Wireless Goという無線マイクで感動していましたが、ついに、「無線」で「2ch収録」が可能です。

まとめ2:α6400レンズは何が良いのか?

結果的にカメラ本体を、α6400にダウングレードして正解でした。次記事でレンズ検討の「選考の思考過程」をぜひご覧ください。

a7iiiよりも、α6400、さらに手頃で機動力がある、ZV-1の方が最終的に、カメラの投資対効果(稼働率:機材が遊んでいる状態でなく日々使われる率)は高いかもしれません。

α6400よりも、センサーサイズは劣りますが、ボケも綺麗、オートフォーカスも最高品質、持ち運びも軽い。V-LOG特化とかなり良い製品に仕上がっています。

編集時には外部モニターを利用すると超便利です。私はこれとLGを利用中このモバイルモニターを縦型にして、Macに横置きすると、長い文章などのドキュメント書類が一覧できます。記事制作で便利です。


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