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【感想】なぜかうまくいく人のすごい無意識

どうやら資本主義を生きている私たちは次のフェーズに入っているようだ。
次のフェーズとは個々の知識(情報)で生きていくことであり、そこから感性に移行するというのだ。

現物主義からの脱却し、知識、感性というモノではない何かに重心が向かっているのは東日本大震災、コロナ禍で何となく感じるものはある。

そんな知識、感性において重要な役割を果たすのが「脳」である。
また「脳」には「潜在意識」と「顕在意識」が存在しているという。

何となくではあるが私なりに
普段の生活で「~しなくちゃ」とか「次は~」と普段考えているのが「顕在意識」
無意識にしてしまった、何となく嫌な感じがするなど湧いてくるような感じのものが「潜在意識」
だと理解した。

「潜在意識」を入れる器を「メタ無意識」といわれているが、器によって見え方が異なるらしい。
器が普通のガラスコップに見える人もいるし、キャラクターの器に見える人もいるという。「メタ無意識」は自分の根本的な考え方がベースとなっている。

この本を読んで驚いたのが潜在意識により「脳は喜びより恐れを現実化させる」ということだ。
「お金が無いわ~」「今月の支払いどうしよう」と思うとその通りになるという。
そういえばしょっちゅう「今月キツイな~」「お金よりゴミの方がすぐ貯まるわ。どないやねん。」とか言ってたな私。
それを回避するには「お金を自分でコントロール」することである。
全く気が乗らない納税も「自分が国を支えている」「行政から恩恵を受けている」など支払うお金に目的を持たすことが重要だという。
確かに、お金に目的を持たせるとバーゲンで毎度「つい、いらないものまで買ってしまった~」無駄使いが回避されそうだ。

また、潜在意識は「お金持ちになりますように~」と祈ると「今、お金が無い」と認識されてしまうという。

いかに何気ない普段の行動がお金から遠ざかっているのか見せつけられた。
これはお金だけではなく、健康、パートナーなども同様だという。

この本は無意識のクセのパターンなど明確化されており、知ってよかった情報が多い。何度も読みたい本である。


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