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短歌note/創作のこと

生命はパンスペルミア集まって消えるあなたの優しい世界


今日で9月も終わり。
(ということに気づいてビックリしてる……)

ただひたすら寝ている毎日だったけど、
もう外出できるようになって、
(病院にも薬代を払いに行かなきゃいけなくて)
午前中少しだけ外に出ることにした。

車を運転するのもとても久しぶり。
基本的に毎日乗っているから、これだけ運転しない日々もある意味新鮮だった。

自分の部屋でずっとこもっていると、
時間が永遠のように感じられて、
でも、それも貴重な体験だったと思う。
休まざるを得ない状況って、なかなかないと思うから。

大変なこと(苦しいこと)もたくさんあって、
すごく心細い気持ちにもなったけど、
だからこそ、今この瞬間を味わえる幸せが迫ってくるようだった。

何もない日々、というのすら何て贅沢で幸せだろうと思った。
体はちゃんと生きようとしてくれていて、
それが分かるから余計にそう思う。



小説現代長編新人賞の結果が出ていたから、
本屋さんに少しだけ立ち寄った。

一次選考は通過していたみたいで、
誌面に自分の名前と、作品タイトルを見つけて嬉しかった。
(去年もそうだったのを不意に思いだす)


自分の名前を見つけると、そのたびに
「まだまだ書いてもいいよ」って言われている気持ちになる。

誰もいない部屋で、夜みんなが寝静まった後で、ノートに一行ずつ物語を綴っていることすべてが、やわらかく肯定されたような気持ち。


一次を通過すれば選評がもらえたから、
(去年はそうだったけど今年もそうだといいな)
それだけでも、出して良かったと思う。
来年の応募も開始されてるから、
それに出すための物語も少しずつ温めていきたい。


療養期間中、
もっと本を読んだりできるかと思ったけれど、
ほとんど寝てばかりであまり読めていない……

読書するのも映画を観るのも、
すごく能動的な行為なんだと思った。

(元気がなければできないことなのだと)
食べることも生きることもすべて。


お昼ご飯は、ずっと食べたかった月見バーガーセットを家族がテイクアウトしてくれた。


月見パイ、すごく好き



味覚はまだ完全に治ってないけれど、
やっと食べられた感慨の方が強い……

私の場合、胃腸には何の問題もなくて、
日々普通に食べられるのがありがたかった。


今書いてる物語は、
10月中に初稿ができるといいな。

10月からは(やっと!)仕事に戻れる予定で、
図書館に行けるのが今は嬉しい気持ち。

離れてみると分かるけど、
やっぱり私は仕事が好きなんだな、と思う。



たくさん休んだ分、
10月は自分のペースを守りつつ、
たくさん書いていきたいし、
無理をしない範囲で動けたらいいと思ってる。





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