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出口はもうすぐ


11月末から始まった家族の自宅療養期間も、
ようやく終わりが見えてきた。
(そのことに、少しホッとしてる)


少し前から外出OKになったから、
食糧品の調達をしたり、
日用品を買いに出たりした。

(でもそれは家事の一部であって、息抜きではないんだよね……そんなことを思いつつ)


外に出たら空気はすっかり冷たくなっていて、
いつのまにか冬が始まっている。

(昨日あたりから、
ようやく湯たんぽを使い始めたところ)


自宅待機期間、
家事と育児と看病に専念して思ったのは、
仕事してた方が断然楽だなぁ……ということ。

でも、仕事に行き始めたら慌ただしくなるから、ゆっくり家にいられるのも今だけだって、ようやく思えてきた。


(いつ終わるか分からない日々だと、そんなことすら思う余裕がなかった)


できてよかったのは掃除。
家のなかの要らないものを処分したり、
整理したり……
(掃除する場所は無限にあるから、全部は終わらなかったけど)


物を片付けることは、
心を整理することなんだな、と思った。
部屋にスペースができると、
心のなかにも余白ができる。
その余裕が心を整えることにも繋がっていくんだと。



今日は午前中散歩して、
少し歩いた先にあるパン屋さんに行ってきた。



この器、好き


(美味しいパンを食べて束の間しあわせになる)


クリスマスシーズンのパン屋さんには、
シュトーレンが売られてて、
そういうのを見るとシーズンだなぁと思う。
クリスマスを心待ちにする感じが。

アドベントカレンダーを思いだす。
(あれも可愛いな、と思う)


一日中家にいなきゃいけないという事態が、
数えてみたら今年4回も(!)あって、
スティホームばかりの一年でもあったなと思う。

そのたびに仕事に行きたくてたまらなかった。(きのうは「やっと仕事に行けた!」という夢まで見てしまう……)


でも、それだけ行きたい場所があるというのは、幸せなことかもしれない、なんて。



思ったほど読書はできなくて、
その代わりに昔好きだった懐かしい漫画を読み返したりした。

(今日マチ子さんの『みかこさん』とか)
(すごく好きな漫画)
(オノ・ナツメさんの『リストランテ・パラディーゾ』とか)


家族が健康でいてくれてはじめて、
仕事もできるし創作もできるんだと思い知ったりもした。


この十日近く、日記は書けたけど、
創作は全然 (!) できていない。


ひとりで創作するには、
いつもの日常がないと難しいんだな、というのが今回身に沁みて分かったこと。



書きたいと思うものを、
またゆっくり一から組み立てられるといい。


この日々が終わって、
ひとりのお休みがとれたら、
自分をたくさん労いたいなと思う。





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