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お休みの日に

仕事の日は早起きして仕事して帰宅して……と忙しくしているせいか、
週末は(お休みだと)、すごく時間がゆったり流れる。


読みたいと思ってる本も週末に読み進める。
(だいたい3冊くらい読んでることが多い)
創作もできればいいのだけれど、
ひとりで過ごせるわけじゃないから書く時間はとれない。

本当はタイピングしたいけど、代わりに読書するという感じだ。


今日は良い天気だったから少しだけ散歩した。
11月に入ったけれど、日中は晴れると割と暖かい。
(日によっては日差しが強く感じられるくらいだ)


週に何日かは、30分くらい日差しを浴びるといいみたいなことが読んだ本に書いてあった。
(それはホルモンに関する本)

睡眠に関する本も読んだ。
夢をみるレム睡眠が、人類を飛躍的に進化させたという話。
(これもとても面白かった)

眠ることって、
やっぱりとても重要なんだと再確認する。


いつも5時半に起きてるから (朝方寒くなってきて、起きあがれるのは10分後くらい)
8時間眠ろうと思うと、21時半には眠らなきゃいけない。
(すごく早寝だと自分でも思う)


でも眠らないと次の日乗り切れないし、仕事をする上でのパフォーマンスも落ちるから、しっかり眠るようにしてる。
寒くなってくると、その方が風邪もひきにくくなるし。


作家を目指すなら、睡眠時間を削って書かなければいけないんだろうな……と思ったりしないわけじゃない。
でも、そのほかにも家事とか育児とかやることはたくさんあって、毎日書くのは無理に等しい。


私はノートに手書きじゃないと物語は書けなくて、その時間を確保するにはひとりきりで過ごすしかない。

その時間を唯一捻出できるのが、平日の休日だ。だからその時間は貴重だと、毎回本当に身に沁みて思う。


noteは、平日休みにしか埋められない表現欲を満たすために書くようなものだ。
(直接入力できるから)


最近読んでとても素敵だと思ったのは、
小川洋子さんの本。




タイトルの通り、
物語の役割について語られる本なのだけど、
そのエピソードがどれも素晴らしかった。


数学者が、偉大な何者かが隠した世界の秘密、いろいろな数字のなかにこめられた、すでにある秘密を探そうとするのと同じように、作家も現実のなかにすでにあるけれども、言葉にされないために気づかれないでいる物語を見つけ出し、鉱石を掘り起こすようにスコップで一所懸命掘り出して、それに言葉を与えるのです。

『物語の役割』



言葉にしなければ見過ごされてしまう物事や、感情や、心の傷に光をあてて、
物語にして表現するのが書き手の仕事なら、
それはやはりとても素敵なことだと思う。


本に携わっていて日々思うのは、
みんな (少なからず) 物語を必要としている、ということ。


明日仕事したら平日休みのターンがくるから、小説を推敲する時間が少しでもとれたらいいと思う。





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