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お休みの日に

久しぶりに髪を切った。
長くなったし、
スッキリしたくて衿足ギリギリまで切ってもらったら、だいぶ短くなった気がする。


切りすぎたかなぁって少し思ったけれど、
どうせ数ヶ月経てば長くなるのだから、
少し短いくらいでちょうど良いのかもしれない。


みんな頭をスッキリさせたいのか、
美容院は混んでいて、忙しそうだった。


江國香織さんが『泣かない子供』のなかで、
美容院 (本のなかでは美容室)で髪を切ってもらうことを「修理」と言っていたけれど、まさにそうかもしれない、と思う。

『少しだけ余分なお金を払って「修理」してもらうことが、どうしても必要』という気持ち。


江國香織さんのエッセイを手に入れたのは大学生のときで、何度も読んだから、もうボロボロだ。
大学生だったから新品は買えなくて、もともと古本だったのがさらにくたびれている。

これが図書館の本なら、「○ページ水濡れ跡あり」とか「シミあり」とか書いた紙を貼らなければいけないだろう。
それくらい傷んでるけど捨てられないし、この先何度も読み返すんだろう。


雑誌『ダ・ヴィンチ』でブックオブザイヤーが特集されていて、興味深く読む。
(いろいろ読みたくなる特集)

私のなかの今年のベスト本はなんだろう、
って考える。
(読書note を見直して振り返るのも面白そうだな、なんて)


図書館で本を借りたら返却日が来年になっていて、もう年の瀬なんだと今さら自覚する。

この時期に本を借りると返却日が伸びるから、少しお得な感じもする。
年末年始に読む本を揃えなければって思ったりするけれど、29日まで仕事だし、
そんなに読んでる暇はないのかもしれないな、とも。



最近目に留まって、
思わず買ってしまったのはこの本。





これは、もう買ってしまうよね……

ヨシタケシンスケの本はもともと好きで、
エッセイもいくつか書棚にある。


2児の父親でもあって、
子供の話もよく出てくるのだけど、
その目線のフラットさがいいなぁ、と思う。


そして、ヨシタケシンスケさんの憶測の幅広さといったらない。
(いくつか、声をだして笑った)


あるある、と共感したり、
そんなことまで考えるんだ、と思ったり。


でも世に出ている多くの物語だって、
〇〇だったらどうだろう、
というところからスタートしているわけで、
日々憶測することは、あなどれないとも思うのだ。


全部イラストで、面白くて、
何も考えたくないときなんかにもおすすめだ。



読書のおともに




(無印良品のおやつ好き)


寒くなって、
チョコレートがますます美味しくなってきた。
甘いものの食べ過ぎに注意しなければ、と思う。



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