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読書note /近況など


久しぶりに歌集を読んで、
ちょっと泣きそうになってしまった。


島楓果さんの歌集。
『すべてのものは優しさをもつ』



小説を読んでて泣きそうになることはたまにあるけれど、歌集はめずらしい。
それだけ洗練された、
とても素敵な言葉の連なりだった。

詠まれているのは日常の、本当に何気ない風景が多い。


それでも光って見えるのは、
詠み手の眼差しのせいなんだと思う。

心に留めておきたい31字がたくさんある。

装丁もとても綺麗。
繊細な心と過ぎてゆく日々。

静かなのにどこか可笑しい。
思わず微笑んでしまう歌もある。
ああ、そういう場面あるよねって、
頷きたくなるような。

一方で、
色んな物が短歌で擬人化されていて、
物の見方が変わるような面白さも味わえる。


短歌の、
「何気ない風景の見方が変わる瞬間」が好きだ。
自分では、
なかなか洗練された言葉で詠みきれないけれど、
そういう景色に出会えるのが、
短歌のとても良いところ。

素敵な歌がたくさんあったから、
個人的に書きとめておきたいな、と思ってる。



数日前に髪を切って、
(前下がりのショートボブ)
頭が少し軽くなった。

とてもとても暑いから、
短くなってホッとした。

そのあと本屋さんに行ったら、
otona MUSEの付録がムーミンのランドリーバッグで、あまりの可愛さに衝動買い。


otona MUSE、
買ったことなかったけれど、
いつも付録がついているんだね。

(惹かれたのがあれば、また買ってしまうかも)

モデルの女の人たちの美しさに惚れぼれする。
綺麗な女の人を眺めるのは目の保養。
(だから、ときどき女性誌は見たくなるのかも)


髪型紹介コーナーで、
ボブが推されてて嬉しくなる。

楽ちんで可愛くて整えやすい。
私もこれからずっと、この髪型かもしれない。


暑くて思考も溶けていきそうだけど、
読みたい本はたくさんある。

明日は予約本の受け取り。
(これは図書館の本、2冊)

新しく読みたい本も色々。
贅沢なことだなぁと思う。


本格的な夏になっても、
相変わらず夜は眠たい。
どれだけ暑くても、
夜はお風呂に浸かるのが良いみたい。
(ストレッチもときどきする)


週末、(そして夏休みと)
図書館はこれからどんどん忙しくなっていきそうで、戦々恐々としてる。
(明日も大変だろうな……)


でも、自分が望む場所にたどり着けたのだから、その点は最大限、自分を褒めてあげたいと思う。


夏は苦手だけれど、夕空はいつも綺麗で、
見かけるたびに見惚れてしまう。
甘いピンク色にゆっくり暮れる黄昏時。

夕涼みをするのも良いそう。
あ、吉本ばななさんがエッセイのなかで、
そうやって一日の終わりにゆっくりするのは瞑想に似てる、みたいなことを書いていた。
(そういうのって素敵だな、と)


そういう心の余裕とか、
余白を日々感じながら、
自分の言葉を記していきたい。

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