エクアドルの旅ーアヤンペ3
今日は朝から隣村のLas Tunaにお散歩に出かけた。
グーグルマップ上では道沿いに行けば徒歩で32分になってるけど、ビーチを歩いたのでもっと近いはずだったけど、結局海に入ったりなんだかんだで往復8,5km 12000歩も歩いたようだ。途中、ペリカンや蟹がいっぱいだった。
Las Tunaはゴーストタウンのように静かだった。唯一お客さんの入ってた(と言っても昼間からビールを飲んでる観光客が3人だけ)海辺のバーに入ってココナッツウォーターを買いたかったけど、おばちゃんに国道まで行かないとないと言われた。
遠いから我慢することになったが、その我慢ってのが私には難しい。なぜって、両親は小さな麺屋をしてたから、店に行けばいつでも好きなものにありつけた。小さい頃から痩せてたから、「お腹すいた〜。」と言えばすぐに何かを作ってくれて食べれば両親は喜んだ。
母は戦争で疎開して飢えを体験してる。一つの卵を妹たち4人と分けて食べたり、卵の殻は祖母が粉にしてカルシウムのために母たちに食べさせたらしい。木の根っことかも食べたって言ってた。だから子供の私には「そんなひもじい経験をさせたくない!」という思いがあったのだろう。お金はなくても食べ物だけは常に豊富ないいものがあったから、空腹感には慣れていない。
隣のスペイン人の家庭はお母さんが完璧専業主婦で規則正しいお食事をしていたらしいから、お腹が減っても我慢して待つ事を知ってる。
だから「ココナッツウォーターを国道までゲットしに行こう!」と言った私と、「遠いから我慢して暑くならないうちに帰って美味しいフルーツジュースを飲もう!」と言った彼と意見は別れたけど、でも私には珍しく我慢してみる事をチョイスしてみた。
すごく頑張って我慢した。途中でまた泳いで喉の乾きも癒し、隣のスペイン人はプラスティックのゴミを集めながらふらふらと、時に喉の乾きと空腹感は来たり去ったりしながらアヤンペ村に帰り着いた。
そして私はココナッツ屋に直行した。(写真はハンモックで寝てるココナッツ屋のおじさん。)
ここからはアヤンペ村の写真。
人気のイタリアンレストラン。
街で唯一のパン屋。手作り。
この村の人たち呑気だけど、けっこうみんな工夫して頑張ってるよ。
Walking on the beach...Kamala
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