声優の大炎上騒動、どうなる義勇さん!
こんばんは、雲州はとむです。う〜ん、ここ一ヶ月SNSなどでも大騒ぎになってる「声優、櫻井孝宏の不倫スキャンダル」……、「鈴木達央に続いてまたか〜」と遠目から眺めてたんですが、私にとって唯一少し気になってるのは「鬼滅の刃」の富岡義勇役の交代が誰になるかなんですね。
義勇さんは合ってないなと思ってた。
私と櫻井孝宏さんは同世代で、彼を初めて知ったのは「金色のガッシュベル」や「今日からマ王!」他はボーイズラブのCD。同会社の社長でもある鈴村健一さんと組んだラジオ番組「チェリーベル」の人気も凄まじく、友達とイベントを覗きに行ったりもしました。
私的に「熱血声が違和感」だった。
ただ、私は彼の声質やキャラクターがイマイチ好きになれなくて、特にBLCDだと「純真な美少年役が多いけど、なんか違うな」と思っていました。「反逆のルルーシュ」のもう一人の主人公スザクや「リメイクサイボーグ009」の島村ジョーを担当していても、私は何故か「声綺麗だし上手いんだけど、ハマれないなあ」と。
そのうち、櫻井さんが「裏切り者と言えば、この声優!」的なポジションに配役される事が多くなったんですね。
平成半ばくらいから、闇を抱えたラスボス役が増えてきて「ガンダム鉄血のオルフェンズ」のマクギリス、「PSYCHO-PASS」の槙島聖護、「岸辺露伴シリーズ」の露伴先生もここに入るかな? 「fate/FGO」のマーリンとか。
ただ私の中では、露伴先生はゲームの神谷浩史氏の方が断然好きでした。吉良吉影も森川智之帝王より小山力也さん、仗助は羽多野渉くんのまま、プッチ神父も中田譲治さんのままが良かった……。
唯一好きなキャラクターは「しろくまカフェ」の主役。
私が珍しく、櫻井孝宏ボイスに少しハマったのは「しろくまカフェ」の主役、しろくまさん。何を考えてるのかミステリアスで、裏黒い性格が実に似合ってる。トークでも「この人は、つかみどころの無い人だな」と長い間ずっと感じていて、その辺も彼に深入り出来なかった部分。
交代は余儀なくされるであろう、義勇さん。
今回のスキャンダルで、一番打撃を受けたのは間違いなく「鬼滅の刃」と、そしてせっかくアニメ続編の話が出ていた「しろくまカフェ」でしょう。
私は実は「しろくまカフェ」原作者のヒガアロハさんと同じ誕生日で、高田馬場にコラボカフェがあった時は、毎年クリスマス前後に必ず行っていました。限定イラストの年賀状やお皿が欲しくて。アニメのBlu-rayBOXやイベント映像ディスクも購入しています。
卵巣嚢腫の手術をして、入院中に痛むお腹を支えつつ「しろくまカフェ」を毎週、ロビーで観るのも楽しみで。サンシャインシティで開催されたコラボイベントに行ったりも。
義勇さんの出番と活躍は、これからなのに。
さて、「鬼滅の刃」の富岡義勇役ですが、これはもう誰かに交代せずにはいられないでしょうね。
鈴木達央の不倫や契約違反事件でも、役の交代劇がありました。彼は歌唱力も演技力も天才的な声優だったから、本当に勿体無いと感じたものです。性格的にあんまり好きになれず、BLCDはちょこちょこ持ってるんですけど、そんなにハマれなかった人。
私は本音を言うと、アニメの義勇さんの声を聞いた時に「私の中で、やっぱり櫻井孝宏は正義の声じゃないんだな」と再認識しました。「もう少し、熱血とクールさを絶妙に表現できる声優、たくさんいるのにな〜」と。
おそらく、現在アニプレックスや集英社、アニメ会社のufotableでは上層部が冷や汗を流しつつ、交代声優を選んでいると思います。NHKも、映画版「露伴、ルーブルへ行く」公開前に、この事件が発覚してホッとしてるんじゃないかな……。
会社内部や、友人達は知ってたはず。
鈴木達央騒動でも感じた「周囲の人は、不倫行為を知ってただろうな」疑念は、当然今回もあって、オフィスの社長である鈴村健一氏と、の妻坂本真綾ちゃんも、多分彼の二重生活を知ってたと思います。だから、Twitterでも彼と親しくしていた声優達が黙秘を貫いている。
結婚とは、神様への誓い。
子供の頃から、私は結婚や出産に夢見た事が無いので、「なんで今まで積み上げてきた素晴らしいキャリアを、下らない浮気や不倫で無駄にするのか」と、冷淡視しているんですが、そもそも結婚とは「神様に、相手への愛と誠実を誓う儀式」ですよね。
それを自ら放棄し人生を破綻させてるので、自業自得としか言いようがない。世の中には真面目に生きていて、理不尽な処遇に晒されている人も多いのに。
代役か〜……。あんまり若い声優だと私に馴染みがないしなあ。同じ世代の中では、小野大輔氏や少し年代を下げて、前野智昭氏や梅原裕一郎氏とかかなあ……。
疲弊している声優業界。
現在、国内の声優人口は一万人を超えたと言われていて、その中で声優として生活ができている人は500人程度らしいです。浪川大輔さんがトークしてました。
断然、底辺が多くて上の層が狭い「台形業界」とのこと。そして最近、何より人気声優の体調不全や休職が多い。
三ツ矢雄二さん曰く「声優ブームが盛り過ぎて、人気者が休息できない状態」「ブーム終焉まで、この悪循環状況は続く」らしいです。
個人的には好きな声優さんに活躍して欲しいし、イベントでも会いたいけど、なかなか困難な社会になったなあと痛感します。
そして私は、最近の脇で声優の声が全然響かず、懐かしい昔のBLCDをヤフオクやメルカリで、安く通販する日々です。塩沢兼人様の声はやはり「神レベル」……!
今更「裏方」には戻れない。
三ツ矢雄二さんのコメントや、記事への反応を読んでも「声優は元々裏方の職人なのだから、本筋の居場所に戻るべき」と声が寄せられています。
しかし私からすれば、既に「声優とは、スターになれば東京ドームを満席にさせられる、一部プロ歌手や俳優よりも上手い実力を誇る人」であり、また「アニメや吹き替え映画は、出演声優のキャスティングを見てから、決める」重要なファクターになっています。
実際に、宮野真守氏や津田健次郎さんがTVでもアジアステージでも引っ張りだこな状態に、「裏方に戻って」なんて、余りにも非現実的。
生涯忘れられないだろうな、と思うのは「徹子の部屋」に「銀河鉄道999」メーテル役のレジェンド、池田昌子さんが出演した時。
「鉄郎役の野沢雅子さんが、他の人と仲良くしていると嫉妬してしまう」というトークから、「まだ駆け出しの時に、上の人に『女優志望?』と聞かれて『いいえ、声優です』と答えた。『裏家業じゃないか!せっかく綺麗なのに!」と言われ激怒。『裏家業、極めてやろうじゃないの!!』」と痛感したとのこと。
声優ブームが無ければ、未発掘な多くの才能がある。
三ツ矢雄二さんも、第二次声優ブームに乗って世に名前を知らしめた人だし、現在、中堅ベテランでも「ナウシカを見て」「ガンダムに乗りたくて」「京アニで育って」声優としてブレイクした人が大勢いる。
そんな人口が増えている中、もう裏家業に戻るなんて不可能だと思います。やっぱり、アニメーターの仕事と同じく「職場環境と給与、仕事量を公平に立て直し、職業としての再出発をする」他ないんじゃないかな。そして、どの仕事にも言えるけど、自分の背中を見つめて成長しているファンや子供達に、恥ずかしくない生き方をすること。ニチアサや特撮俳優への訓戒と同じく。
冷淡なアイデアだけど、「香川照之事件」も含めてこれからはアニメ化する前に、興信所での声優審査が不可欠になる時代になるかも。後から降板交代して何千万の損害を出したり、何よりファンを失望させるより、ずっと安く済むし安全。
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